ソフトバンク・大津亮介投手、侍ジャパンの経験を活かしローテーション入りを狙う
ソフトバンクの大津亮介投手(26)が、野球日本代表「侍ジャパン」での経験をもとに開幕ローテーション入りに向けて意気込んでいる彼は10日、みずほペイペイドームでの投手練習に参加し、晴れやかな表情を見せた
大津は、12日に行われるオープン戦で巨人との対戦に登板予定であり、残りのローテーション枠を獲得するための全力を尽くす考えだ
以前は、実戦での成績に乏しく悩んでいたが、侍ジャパンでの好投が自信を与え、心機一転の気持ちを持って臨んでいる
特に6日のオランダとの強化試合では、2番手として2回を無失点に抑え、勝利投手となる実績を残した
この試合を経て、自信を取り戻した様子で、「モヤモヤが吹っ切れ、自信となった」と語った
春のキャンプでは思うような結果が出ず、1日の西武との練習試合では2回で5失点を喫し、チームやファンの期待に応えられずにいた
しかし、侍ジャパンの小久保監督から「リミットを外してこい」との激励を受け、強化試合に全力を注ぎ、好成績を収めた
大津は、自己最速の151キロを記録した直球だけでなく、新たに習得したカーブも投球の幅を広げる要素と捉えている
「捕手の岸田さんから『もっと使った方がいい』と言われ、新しいトレーニングを続けたい」と今後の展望を語った
倉野信次投手コーチも大津の復調を期待しており、「代表での経験がきっかけになることもある」とし、選手の成長に目を細める様子が印象的だった
大津は、「次の登板でゼロに抑える」と意気込みを語り、確固たる結果を出す覚悟を示した
今後のパフォーマンスに注目が集まる
大津投手が侍ジャパンでの経験を活かし、春の実戦で苦しみながらも自信を取り戻した姿勢は、非常に前向きです。また、新たに習得したカーブを活用することで、更なる成長につながる可能性が期待されます。彼の今後のパフォーマンスに注目が集まるでしょう。
キーワード解説
- 侍ジャパンとは?日本の野球代表チームのことで、国際大会や強化試合に出場し、国を代表して戦います。
- ローテーションとは?プロ野球において、先発投手が予め決まった順番で試合に出ることを指し、各選手が連続して試合に出ないようにします。
- カーブとは?投球の一種で、ボールを回転させて軌道を曲げることで、バッターを幻惑します。緩急をつけた投球を可能にします。