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阪神・工藤選手、東日本大震災から14年 東北への勇気を誓う

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2025年3月11日、阪神タイガースの新人投手工藤選手(四国・徳島)が、東日本大震災から丸14年を迎えたこの日、自己の成長と地域への貢献を誓った

秋田出身の工藤選手は、自らのプレーを通じて、復興が進んでいない地域にも勇気を届ける意向を表明した

工藤選手は「津波にあった地域だけではなく、東北全体で頑張ろうと思います

まだ復興されていない地域もありますので、東北人として頑張っている姿を見せ、元気を送りたい」と話している

震災当時、彼は小学3年生で、野球を始める前の時期だった

この日は下校直前に大地震に見舞われ、その影響で自宅では一週間の停電を経験したという

その間、ろうそくを使いながらの生活や、ガスや灯油の暖房器具を利用して寒さをしのいだことを振り返り、「実際に津波の被害に遭った知り合いもおり、何年たってもやっぱり思い出します」と当時の心情を明かした

今季、工藤選手はリリーフとして好投を続け、最近、育成選手から支配下選手への昇格を果たした

開幕1軍を勝ち取り、公式戦のマウンドに立つことが次なる目標として掲げており、自らの活躍が東北に勇気を与えることを願っている

工藤選手の誓いは、大震災の記憶を持つ彼自身にとっても特別な意味を持つものです。東北地方の人々に勇気を与えたいという彼の思いは、プロ野球選手としての使命感を感じさせます。彼の姿勢が地域への再生の一助となることを願いたいです。
キーワード解説

  • リリーフとは?
  • 支配下選手とは?

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