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梅野、SSK社の新ミットで捕球精度を向上—捕手としての進化を遂げる

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 プロ野球界で活躍する梅野捕手が、SSK社の新しいミットを使用することで捕球精度を向上させていることが注目を集めている

2月11日の宜野座キャンプ第3クールの初日には、伝説の「うめのミット」をテーマにしたポーク玉子おにぎりを楽しむ姿があったが、今回は新たに施されたデザインの“味付け”に焦点を当てる

 新しいミットには、背面部分の第3関節までカットされた部分や、親指付け根部分に縦に設けられた切れ目など、独特な構造が採用されている

この新設計は、SSK社の才田亮氏によって説明された

彼によると「SBNバック」と呼ばれる改良が加えられ、梅野捕手が望む動作を可能にするようにデザインされているという

 捕手の役割は非常に重要で、一度の捕球ミスが試合の結果に影響を及ぼすため、高い捕球精度が求められる

梅野は「元々操作性がいいデザインを選んでいたが、さらに進化させた」と語り、新しいデザインの効果を実感しているという

特に、セ・リーグ初の「2年連続捕逸ゼロ」を目指す今季において、この新ミットは彼の頼もしい相棒となる

 さらに、内側の構造にも改良が加えられている

梅野のこだわりにより、2019年に開発された「ユーループ」と呼ばれる指とミットの固定パーツが、中指にも追加された

これにより、手汗や皮の柔らかさによるずれを防ぎ、送球時の迅速な握り替えにも効果を発揮する

 結論として、梅野捕手の新しいミットには、彼自身の経験から生まれた工夫が詰まっており、彼が32歳の今、ますます輝くシーズンを送るための武器となるだろう

 今回の梅野選手のミットの進化は、彼のキャッチャーとしての真剣さを物語っています。特に、捕球ミスが勝負を左右するプロの世界では、装備の進化が選手に大きな影響を与えることがわかります。また、梅野選手が新たな技術を取り入れる姿勢には、今後の成長を期待させるものがあります。
キーワード解説

  • ミットとは?捕手がボールを捕るための特別な手袋のようなもので、キャッチャーとしての役割を果たす重要な道具です。
  • 捕球精度とは?ボールを確実に捕る能力のことで、捕手のパフォーマンスに直結します。
  • ユーループとは?捕手のミットの内部に配置された指を固定するパーツの名称で、捕球時の安定性を高めます。

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