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広島カープ、坂倉将吾の離脱で若手清水叶人に飛躍のチャンスが到来

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広島に激震、坂倉将吾が離脱

開幕まで1カ月を切った3月2日、広島東洋カープに衝撃的なニュースが舞い込んだ

昨季121試合に出場し、今季も攻守の中核として期待されていた捕手、坂倉将吾が右手中指の骨折により、今季の開幕から離脱することが決定した

坂倉は昨秋のプレミア12で日本代表の正捕手を務め、その攻守においてチームに多大な貢献をしていたことから、その離脱はチームにとって大きな痛手である

捕手陣の危機、ベテラン会沢翼が救援

さらに、昨季56試合出場の石原貴規も有鉤骨の骨片を摘出する手術を受けており、現在リハビリ中という状況

これにより経験豊富なベテラン捕手、会沢翼が3日に一軍に合流せざるを得なくなった

去年まで主力として活躍していた2人の捕手を失った広島は、捕手陣に全く経験のない若手選手が出場する危機的な状況になっている

若手捕手のチャンス、清水叶人の台頭

とはいえ、この苦境は若手捕手にとっては絶好のチャンスとなる

清水叶人選手(高卒3年目)は、この春のキャンプから一軍に帯同し、オープン戦においても坂倉に並ぶチーム最多の3試合で先発マスクをかぶるなど、球団捕手最多7試合に出場している

清水叶人のプロキャリア

清水は2022年のドラフトで4位指名を受け、健大高崎高から入団

強肩が武器とされる20歳だが、広島の捕手陣の層が厚く、昨シーズンはわずか40試合の出場にとどまった

初年度は28試合出場したものの、チャンスを生かしきれなかったことから、今季に向けては勝負の年と位置付けられている

技術面の課題と成長

現在、清水選手は捕手としての基本技術であるキャッチングやブロッキングにおいて、まだ課題が残っている

昨季一軍に出場した捕手との差は明らかであり、若手選手の中では今シーズンのチーム復活を担う重要な要素となるだろう

アピールポイントと期待

肩の強さは、清水選手の大きなアピールポイントだ

昨年の盗塁阻止率は1割台だったが、今年は3割台に成長し、春季キャンプ中でも実戦で走者を刺すなど、持ち味を発揮している

打撃面でも過去2年連続で打率1割台だったが、オープン戦では打率.286と成長を見せている

首脳陣の期待の高さ

新井監督は「もともと当て勘のある選手

経験を経てスピードにも対応できるようになっている」と評価しており、全体練習では石原慶幸バッテリーコーチが付きっきりで指導にあたっている

広島カープの捕手陣は坂倉将吾の離脱で危機に陥ったが、若手捕手の清水叶人には絶好の機会が舞い込んだ。彼の成長がチームを救うカギとなるか、今後の展開に注目が集まる。
ネットの反応

コメントの中では、清水叶人選手への期待感や応援のメッセージが多く寄せられていました

特に、主戦捕手の離脱によって得たチャンスを活かし、一軍の舞台で奮闘してほしいという声が目立ちました

「運も実力のプロの世界」とのコメントがあるように、スター選手もケガによってチャンスをつかむことが多いという意見には共感が寄せられています

これまでの実績や実力にかかわらず、チャンスを掴むかどうかは選手本人の努力次第だという見解が広がりました

また、カープの育成に対する厳しい意見も見られ、特に清水選手が成功するためには適切な指導や成長の機会が必要だとの指摘がありました

捕手としての技術や守備力に関して、練習を怠らないことがタイトル入りした選手たちに共通する重要な要素であるとの意見もありました

一方で、「期待しかない」といった前向きなコメントが寄せられる一方、まだ二軍レベルに留まっているという意見もあり、今後の成長を見守る必要があるとの指摘も目立ちました

清水選手には特に「チャンスを活かして頑張ってほしい」との願いが込められたコメントもあり、全体としては期待が集まっている反面、育成や指導という観点での不安もあるという状況です

選手たちのポジション争いは非常に厳しいものですが、清水選手がこの機会を利用して成長し、チームに貢献できることを期待する声が多いのが特徴的でした

彼自身は「才能を感じる」との評価を受けており、ファンからはポジティブな期待感が強く寄せられています

ネットコメントを一部抜粋

  • 運も実力のプロの世界。スター選手になった選手も「切っ掛け」は、主力のケガのパターンも多い。
  • 清水は絶好機にしたらええよチームはそれどころじゃないが。
  • 清水には才能を感じる。気負わずに思い切りやっちゃいなさい。
  • 守備も持丸よりずっと安定感がある。経験を積まして欲しい。
  • 一流になる選手はこういうチャンスをものにしてるよね。
キーワード解説

  • 捕手とは?捕手は野球において投手と連携する重要なポジションで、バッターの打撃を防ぐ役割を持ちます。特に配球や守備の要になることで、試合の勝敗を左右することが多いです。
  • キャッチングとは?キャッチングはボールを捕る技術のことです。特に捕手の場合は、投手からの投球を正確にキャッチすることが求められます。
  • ブロッキングとは?ブロッキングは捕手がボールを体でブロックする技術で、特に投球が悪化した場合やバウンドした場合に使用されます。この技術により、走者の進塁を防ぐことができます。

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