初回と二回では無失点に抑えた井上選手だが、3回に崩れてしまう
特に、ダウンズ選手に左前適時打を打たれ、続く正木選手には右中間への適時三塁打を許したのが痛かった
なお、この試合では東日本大震災の発生時刻に合わせて黙とうが行われたため、一時中断していた
さらに、4回も先頭打者を味方のエラーで出塁させ、その後無死一、三塁の状況から谷川原選手に左犠飛を打たれ、3点目を献上する結果となった
井上は「とにかく結果を」と意気込んでいたが、スッキリした結果とはならなかった
阿部監督は将来的な構想として、井上を「火曜日の男」とする意向を示しており、具体的には中日の本拠地初戦となる4月1日のバンテリンドームでの登板が有力視されている
一方、この日のソフトバンク側では主力選手の山川、近藤、柳田、牧原、今宮、周東が出場しておらず、栗原選手も打席に立つ前に負傷退場していた
井上は合計7安打を打たれてしまったが、次回はしっかりと修正を図りたいところである
井上選手のオープン戦でのパフォーマンスには改善点が多いですが、将来的に期待される選手とあって、次回の試合ではその成長を示してほしいです。阿部監督の構想通りに進めば、レギュラーシーズンでの活躍も楽しみです。
キーワード解説
- オープン戦とは? 通常のレギュラーシーズンの前に行われる試合で、選手の調整やチームの連携を確認するための機会です。
- 黙とうとは? 故人を追悼するために静かに佇むことを指します。この場合、東日本大震災の犠牲者を偲んで行われました。