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巨人、オープン戦でソフトバンクと引き分け オコエ選手が同点打

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 「オープン戦、ソフトバンク4-4巨人」(11日、長崎ビッグNスタジアム)で、東京読売巨人軍(以下、巨人)が福岡ソフトバンクホークスと引き分ける結果となった

良好な調子を見せるオコエ瑠偉外野手が、八回に代打で同点となる適時打を放った

試合の展開

 試合は、巨人が3点を追う八回に相手の失策を利用して好機を広げた

暴投によって2点差に縮め、続いて満塁のチャンスを迎えた際、代打のオコエが中前へ同点の2点タイムリーを放ち、オープン戦の打率を・500に引き上げた

オコエ選手は、9日の阪神戦での4安打の活躍もあり、激しい開幕1軍争いで存在感を示している

投手陣・井上の課題

 巨人の先発投手は期待のルーキー井上選手で、4回を投げて7安打3失点という結果だった

開幕2カード目の頭となる4月1日・中日戦に向け、先発候補としての位置づけはあるものの、詰めの甘さが露呈し、課題を残した

特に三回には、ダウンズ選手に左前適時打、正木選手に右中間適時三塁打を浴び、先取点を許した

打線の活躍

 打線ではドラフト2位の浦田選手(九産大)が「2番・遊撃」で先発出場し、快足を活かして四回に内野安打で出塁した後、二盗を決めてチーム初の盗塁をマーク

また、八回には一ゴロ失策で出塁し、秋広選手の右前打で三塁へ進塁した

そして荒巻選手(ドラフト3位)の打席で相手の暴投で本塁に飛び込む好走を見せた

最終回の展開
 九回には秋広選手の左前打で三塁を目指すも、相手の好返球によって惜しくもアウトになった

その後、二死一、三塁というチャンスを作るも、勝ち越し点を挙げることができず、試合は引き分けとなった

両チームが見せた力強いプレーが印象に残る試合だった

今回の試合では、オコエ選手の活躍が際立ったことが特筆すべき点です。新たに入団した選手たちも奮闘しており、今後のシーズンに向けた戦力が整いつつある様子が伺えます。チーム全体の連携や選手個々の成長が、開幕戦に向けての大きな要素となるでしょう。
キーワード解説

  • オープン戦とは?:プロ野球のシーズン前に行われる試合で、本番に向けて選手の調整や戦術を試す場です。
  • 打率とは?:選手が打席に立った中で何割の打撃成功を収めたかを示す数値で、高いほど成績が良いことを意味します。
  • タイムリーとは?:得点につながる安打のことを指し、特に勝負所で打つことが重要視されます。

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