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ロッテ・西野勇士が新シーズンに向け準備中、投球フォームの微調整と自己最高数字を目指す

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ロッテの西野勇士選手は2024年シーズンに向けて、着実に準備を進めている

昨季は自己最高タイの9勝を挙げ、新たなシーズンに向けて徹底的に調整を行っている

西野選手は、「特に変えたことはない」としつつも、「フォーム的な微調整はある」と話す

彼はピッチングフォームを見直し、肩に与える負担を軽減することを意識しているという

今オフのテーマは、昨年の調子の悪さを振り返り、一昨年のパフォーマンスに近づけるためのトレーニングと位置づけている

春季キャンプは新たなトレーニング地、都城で行われ、「めちゃくちゃ寒かったですが」と語るように、寒さも乗り越えた西野選手は、「体がすんなり動くようになった」と手応えを感じている

投球面における課題と手応え

昨季の交流戦前からストレートの課題を挙げていたが、「今年は結構いい感じに来ている」と前向きなコメントをしている

彼の武器であるフォークボールについては、オープン戦での投球時にほとんど使用せず、その理由として「調子が悪いというか、練習中」と説明している

また、スライダーについては「用途に応じた使い分けをしている」と具体的に語り、縦に落ちるスライダーを主体にした投球を考えているようだ

実戦では昨季投げなかったカットボールに関しても言及し、「真っ直ぐの質が悪くなるため、カットボールは一回やめようかなという感じです」と慎重に判断している

今季への意気込み

西野選手は「ここ2年の数字を超えたい」とコメントし、先発ローテーションで活躍する意気込みを見せている

34歳を迎え、ベテランの域に入ってきたが、向上心は衰えず、若手選手に負けない熱意を持っている

「(中6日で)投げられるだけたくさん投げたい」と強調する姿勢は、若い選手たちにも良い刺激を与えることだろう

取材・文=岩下雄太ロッテの西野選手のインタビューからは、彼の向上心とプロとしての意識が強く感じられます。今年は過去の成績を超えるための明確な目標を持ち、投球フォームの調整にも地道に取り組んでいる姿勢が印象的です。34歳という年齢にも関わらず、若手選手たちに負けない情熱があることは、チーム全体にとっても良い影響を与えるでしょう。
キーワード解説

  • ピッチングフォームとは?投手がボールを投げる際の体の使い方や投球メカニズムを指します。
  • ストレートとは?直球とも呼ばれ、最も基本的な投球で、力強さを信じたボールです。
  • フォークボールとは?ボールが急に落ちる投球で、打者を欺くために重要な変化球です。
  • スライダーとは?ボールが横に曲がる変化球で、相手のタイミングを外すために用います。
  • カットボールとは?直球よりも少しだけ曲がる投球で、打者のスイングを崩す役割を果たします。

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