この発表は、シーズン開幕までわずか16日となるタイミングで行われた
山岡投手は宮崎キャンプ中の2月18日に、過去に海外でのカジノライセンスを取得したサイトが運営するポーカーゲーム大会に参加していたことが報道された
球団は21日に彼の活動を自粛するよう命じ、その後約1ヶ月の間、反省を促す期間が設けられた
反省の姿勢と活動再開の決断
活動再開にあたって、山岡投手は「ご心配とご迷惑をお掛けしたことをおわびしますみなさまからの信頼を損ねることになった行動を深く反省しています」と謝罪の意を示した
小浜裕一球団本部長(57)は、活動自粛中に山岡選手との対話を複数回行ったとし、「彼は強く反省しており、スポーツマンらしい振る舞いをしていました」と説明した
日本野球機構(NPB)とも事前に相談した上での活動再開となった
カジノ問題についての後続事項
山岡選手のコンプライアンス違反問題は、NPBが全12球団に対して選手やスタッフの調査を呼びかけた結果、8球団で計15人が過去にカジノを利用していたことが判明したしかし、球団名や選手名は伏せられ、山岡選手のみが詳細に報道された
今後の活動と信頼回復への意気込み
山岡投手は13日から大阪・舞洲の球団施設で個人練習を始める予定であり、小浜本部長は「体調により、順調であれば21日にチームに合流できる」との見通しを示した山岡選手自身も、「社会人として信頼を取り戻すために努力する」との意気込みを語った
今回の山岡選手の問題は、プロスポーツ選手の立場としての責任の重さを再認識させる事例となった。選手たちが社会の模範となる行動を求められる中で、本人が真摯に反省し、復帰の意志を示したことは、今後の行動に期待が寄せられる。
ネットの反応
オリックスの山岡泰輔選手が活動再開に向けて動き出す中、ネット上ではさまざまな意見が寄せられています
山岡選手は、オンラインカジノの利用が発覚し自粛を余儀なくされていましたが、他球団選手の名前が公表されなかったことから、山岡選手に同情する声が強まり、早期復帰に対する批判が少なく、逆に応援のコメントが目立っています
この状況に対して、他の選手のことも考慮すべきという意見も多く、特に実名公表されなかった選手たちがどのように感じているのか疑問を呈する声が目立ちました
ネットコメントを一部抜粋
他球団が該当選手の名前を公表しなかったことで、却って山岡選手に同情が集まった感じですね。
強く反省と弱く反省って例えば何の違い??
山岡1人正直に名乗り出て自粛して正直者がバカを見る状態だったので早期活動再開の判断で良かったと思います。
「野球ができることの喜びを胸に」ってのは良い言葉。
これで今年FAの権利が取れて、来年心置きなく福岡に来れるばい。
キーワード解説
- コンプライアンスとは?企業や組織が法律や社会規範を守り、正当な活動を行うことを指します。これは、企業活動の透明性を高め、信頼を築くために重要です。
- カジノライセンスとは?カジノを運営するために必要な認可で、合法的にカジノビジネスを行うために必要な手続きです。

