これは彼にとって享栄高校以来となる地元での凱旋登板であり、特別な意味を持つ試合となった
東松は登板前、「当たり前じゃないと思っていますし、この機会を与えてくださった首脳陣の方にすごく感謝しています」と感謝の意を表した
前回の3月8日の巨人戦では押し出し四球により1失点したが、今回はその反省を活かし、変化球を多用せず、強気の姿勢で直球を中心に投球を組み立てた
実際、全19球中15球を直球とし、相手打者に対して圧力をかける投球を展開した
試合では、先頭バッターの鵜飼(うかい)を二飛に仕留め、続く石伊(いしい)には全5球を直球で攻め、見逃し三振を奪った
またブライトには四球を与えたものの、享栄の先輩である代打・大島(おおしま)を二ゴロに打ち取ることで、無失点に抑えた
「全部合わせられそうな感覚はあったんですけど、結果的にセカンドゴロに抑えられてよかった
大島さんと対戦できて、また頑張ろうと思えました」と語った東松
多くの地元の友人が駆けつけ、彼の勇姿を見守る中、若き左腕が今後への期待をさらに高めた
今回のオリックス・東松の凱旋登板は、彼にとって特別な意味を持つ試合でした。地元のファンや友人たちの前で自己の成長を示す機会となり、今後の活躍がさらに楽しみです。ただ、オープン戦でのパフォーマンスがシーズンにどうつながるかは、今後の課題です。
キーワード解説
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- オープン戦とは?
- 押し出し四球とは?