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【プロ野球オープン戦】DeNAの武田が二刀流デビューも、1回1安打2失点の結果に

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2025年3月12日、横浜で行われたオープン戦で、横浜DeNAベイスターズの19歳の若手選手、武田が“二刀流デビュー”を果たした

この試合では、広島東洋カープを相手に、DeNAは2対6で敗れた

武田は8回の4番手として登板し、初めてのオープン戦での登板で結果的に敗戦投手となった

武田の試合内容

試合は2−2の同点で迎えた8回、武田がマウンドに上がった

初めに対戦したのは韮沢で、彼をカウント2−2から直球で空振り三振に仕留めたものの、続く打者の林に対しては同じ直球が甘く入り、左翼席に運ばれた

この結果、彼は1回の登板で1安打2失点を喫し、敗戦投手となった

期待される二刀流選手としての成長

武田は23年ドラフト3位で山形中央高校から入団し、高校通算31本塁打を誇る打撃力と最速149キロの球速を持っている

昨季イースタン・リーグでも野手として4試合出場した経験を持つが、今季からは「二刀流」として育成される方針が固まっている

寮生活では「緊張よりもワクワクがあり、反省すべき点も多かった」とコメントしており、今後の成長が期待される

二刀流の定義と背景

“二刀流”とは、選手が投手と野手の両方のポジションでプレーすることを指す

これまでも大谷翔平選手(現ロサンゼルス・エンゼルス)がその名を広め、近年では挑戦する選手が増えている

武田のような二刀流選手が育つことは、今後のプロ野球界においても大きな注目を集める

過去の事例と武田の位置づけ
過去にも、オープン戦で野手登録選手が投手として登板する事例はあったが、九州の恵まれた才能である武田の登板は珍しい型となる

野手登録選手のオープン戦登板は1999年の新庄剛志選手以来のことで、球団は彼の育成に特に力を入れていることが分かる

武田の成績に対して、三浦監督は「切れのある球を投げていたね

いい経験になったのでは」とポジティブな反応を示し、選手の成長を期待している

武田選手の二刀流デビューは期待された通りのものだったが、その初登板は課題も多かった。詰めの甘さや緊張感からくる失点を見ると、今後の成長が試される場面も多いだろう。プロの舞台でどのようにこの経験を生かしていくのかに注目したい。
キーワード解説

  • 二刀流とは?:選手が投手と野手の両方のポジションでプレーすることを指し、プロ野球で注目されているスタイルの一つです。
  • 敗戦投手とは?:試合の結果、最も失点を与えた投手を意味します。この場合、武田が初登板でその役割を担ってしまいました。
  • オープン戦とは?:レギュラーシーズン前に行われる、チームや選手の調整を目的とした試合のことです。

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