これまで投げていたスライダーの曲がり幅が不安定だったため、一定の質を保つことを目指し練習を重ねてきたとのこと
特に注目すべきは、石田選手が新たに編み出した握りによって、いわゆる「スイーパー」としての特性が向上した点です
スイーパーとは、ボールが投げられた後に横に大きく変化するスライダーの一種で、打者に対して非常に効果的な球種と言えます
石田選手は、MLBでサイ・ヤング賞を受賞した左腕、クリス・セール選手(ブレーブス)の映像を参考にしたとしています
実戦では、思い描いた軌道で三振を奪う成功を収める一方で、変化の幅が大きすぎるために打者に見逃されてしまう場面もあったと振り返っており、今後さらなる精度向上を目指しています
「引き出しは増えてきた気がする
もっと練習して開幕までに精度を上げたい」と語る石田選手の姿は、今シーズンの活躍に期待を抱かせます
これにより、彼のプレースタイルにも変化が生まれ、今シーズンのパフォーマンスが非常に楽しみです
石田選手の成長から目が離せません
石田選手が新たなスライダーに挑戦している姿勢は、プロ野球選手としての成長を強く感じさせます。新たな球種の開発は難しいものですが、それに挑み続ける姿勢こそが成功につながるのでしょう。開幕までに磨きをかけたスライダーがどのように試合で効果を発揮するのか、非常に楽しみです。
キーワード解説
- スライダーとは? 打者から見て、ボールが急に変化する投球です。打者はその変化に対応するのが難しくなります。
- スイーパーとは? ボールが横に大きく変化するタイプのスライダーで、打者を翻弄する効果があります。
- サイ・ヤング賞とは? メジャーリーグベースボール(MLB)で最も優れた投手に贈られる賞のことです。