福岡ソフトバンクホークスの関連記事

海野選手の怪我がもたらした渡邉選手のチャンス、プロ野球オープン戦の注目点

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

海野選手の軽度の肉離れがもたらした意外なチャンス

◆オープン戦・ソフトバンク4―2日本ハム(15日、みずほペイペイドーム) 不幸中の幸いとでも言えば良いのだろうか

14日の日本ハム戦で走塁中に右太もも裏を痛め、負傷交代した海野選手

試合後、小久保監督は彼の状態について「あの痛がり方だったら厳しいでしょう

もう(1軍には)いないものと思って次の手を考えています」と語っており、開幕1軍スタートが厳しい状況とされていた

しかし、その後、実際には軽度の肉離れであることが判明

試合後、小久保監督は「あまり大したことはないみたい

筋肉痛(みたいな感じ)ですよ

大げさですよね

まあ(今後の状態は)分からないので(19日の)中日戦まで使う予定はありません」と少し冗談を交えながら、笑顔でその状態を説明した

長年、ホークスの捕手として活躍してきた甲斐選手がフリーエージェント(FA)移籍したことにより、海野選手にとっては正捕手の座を獲得する大きなチャンスが巡ってきた

しかし、傷を抱えた海野選手の離脱は、他の捕手にとってもチャンスを意味し、特に渡邉選手の意欲は高まるばかりであった

渡邉選手は、12日の巨人戦後に2軍に落ちていたが、この日急きょ1軍に復帰

7回からマスクをかぶると、投手たちを巧みにリードし、なかでもオスナ、藤井、松本裕選手の「勝ちパターン」と呼ばれる中継ぎ投手3人を完璧に配球

試合を無失点で締めくくる快挙を達成した

試合後、渡邉選手は「投げる投手の球がいいから抑えられただけですよ」と謙虚な言葉を口にしたものの、与えられたチャンスを見事にものにしたことは事実である

また、8回にはこの日最初で最後の打席で、相手の4番手生田目選手に対し、ファウルで粘った末にカットボールを左前へ返すヒットを打つことに成功した

オープン戦打率はまだ2割ながら(10打数2安打)、首脳陣からの評価は「1軍レベル」には遠いという

とはいえ、与えられたチャンスをしっかりと生かす力量が求められるプロの世界で、渡邉選手は果敢にその姿勢を貫いている

今回の試合を通じて、海野選手の軽度の怪我が意外な形で渡邉選手の活躍の場を与えたことが印象的です。選手が与えられたチャンスを掴み取る姿勢は、プロとして絶対に必要な要素であると再認識させられました。
ネットの反応

コメントでは、ソフトバンクの渡邉陸選手が一軍に復帰したことに対する期待や応援の声が多く寄せられています

特に、彼の成長を評価する内容が目立ちます

捕手としてのパンチ力や攻撃力がチームに与える影響に関する意見もあり、渡邉選手が打順の流れを変える存在になれるのではないかと期待が寄せられています

さらには、同じく期待される若手捕手と比較されながら、捕手陣の世代交代がチームにとってプラスになるかもしれないという見解も出ています

渡邉選手が今後、怪我を乗り越えてさらなる成長を見せてくれることに期待する声も多く、「死んだ身」としての強みを生かしてほしいとの願望が表れています

ただし、怪我のリスクについては慎重な見方もあり、特に過去に怪我をしなかった甲斐拓也選手と比較して、その重要性を感じる人も見受けられます

彼の復帰が、ファームでの試合経験を通じて、今後のプレーにつながることを願っているファンも多く、選手の努力が報われることを期待しています

最終的には、渡邉選手が打率を改善し、正捕手の地位を確立することがファンからも望まれています

コメント全般には、ポジティブな雰囲気が漂う一方で、競争が激しいことへの理解もあり、選手たちの成長を見守る声が多数寄せられています

ネットコメントを一部抜粋

  • 谷川原といい渡邉といいパンチ力のある捕手ってのは相手チームは相当に気を使うでしょうね
  • オープン戦見る限りでは、甲斐の流出によるデメリットは一切感じないけどね
  • 渡邉も随分捕手としても成長していると思う
  • 頑張れ!渡辺陸!
  • 個人的には渡邊陸応援してます。今年は少しでいいので一軍で勉強して、来年レギュラーとれるよう頑張ってください
キーワード解説

  • 肉離れとは?筋肉が急激に伸ばされたり縮まったりすることで、筋 fibersが破れることを指します。軽度の肉離れならば、比較的短期間での回復が期待できます。
  • フリーエージェント(FA)とは?プロスポーツ選手が契約満了後に他チームと交渉する権利のことを指し、選手が自分の意志で移籍を選択できるシステムです。
  • 勝ちパターンとは?試合が接戦の時に、チームが最も頼りにする投手を指します。これらの投手が出ることで試合の勝敗に大きく影響を及ぼすことが期待されます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。