プロ1年目となった昨年は、8月に初本塁打をマークしながらも、怪我に悩まされ定位置を奪取することができなかった
だが、全試合フルイニング出場を果たした先輩、小郷裕哉外野手(28)をお手本に、シーズンを通じてチームに貢献することを目指している
怪我からの復帰と新たな挑戦
中島は、昨年7月2日のオリックス戦でプロ初出場を果たし、8月には西武戦で初本塁打を放つなど、打撃で存在感を示したしかし、8月25日には右肩に違和感を抱え、出場選手登録を抹消されるという苦渋の経験をした
9月末に再昇格したものの、ルーキーイヤーは手応えと共に悔しさも残った
体作りと柔軟性の重視
「昨年は途中で怪我をしてしまったので、今年は怪我をしない体作りを第一のテーマにしています」と中島が語るように、体力の強化に努めている特に、柔軟性や心肺機能の向上を重視し、有酸素運動を取り入れることで疲労回復を図っている
そのための最高の指導者がチーム内に存在した
「昨年、全試合フルイニング出場した小郷から多くのアドバイスを受けています」とも述べていた
キャンプの苦悩
春季キャンプでの実戦では、7試合中安打はわずか1本という厳しい結果となり、「1日でも早くアピールしないといけないという焦りがあります」と素直な気持ちを述べるしかし、試行錯誤を重ねながら明確な方向性を見出しつつある
先輩からの技術的アドバイス
中島は自主トレ期間中に、先輩から特に「選球眼を良くする方法」や「打席での感覚」について多くの助言を受けている「ボール球を振る率が高かった昨年の経験を生かして、アドバイスを取り入れています」と彼の成長への意欲は高い
カテゴリー | 内容 |
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名前 | 中島大輔 |
年齢 | 23歳 |
ポジション | 外野手 |
身長・体重 | 180cm・78kg |
ドラフト順位 | 6位 |
年俸 | 950万円 |
定位置を必死に掴みに行く」と決意を述べている
中島選手の努力と成長への姿勢が印象的です。若手選手としての苦難を乗り越えながらも、先輩からのアドバイスを大切にし、自己改善を続けている姿に期待が膨らみます。特にキャンプでの苦労や選球眼の向上を目指す取り組みは、将来的な飛躍につながるでしょう。
キーワード解説
- 外野手とは?:外野手は野球のポジションの一つで、内野の外側に位置し、主にボールをキャッチしたり、外野からの返球をして得点を防ぐ役割を担います。
- 選球眼とは?:選球眼とは、バッターがボールを見極める能力のことを指します。良い選球眼を持つバッターは、ストライクとボールを見分け、確実にヒットを狙うことができます。
- フルイニング出場とは?:フルイニング出場は、野球の試合で試合の全イニングを通じて出場し、その試合で全てのプレーに参加することを意味します。