昨シーズン、正捕手の座を獲得した田宮裕涼(24歳)は、昨年10月に右肘の手術を受け、春季キャンプからの慎重な調整を進めている
その一方で、昨季は三塁手として127試合の出場を果たし、ポジションの幅を広げた郡司裕也(27歳)が捕手としての評価を高めている
郡司裕也の捕手としてのこだわり
キャンプから捕手としての調整を進めている郡司は、「やっぱり捕手ですよね三塁だと『ただ打つ人』になってしまいます」と語り、捕手としての役割に強いこだわりを持っていることが伺える
捕手はチームの守備の要であり、ピッチャーとの連携が重要であるため、彼の意識の高さが成長を促している
三塁手経験が捕手に活かされる
郡司は、昨季の三塁手の経験が捕手としてのスキルアップに寄与していることを示した2月18日の練習試合では、中日・樋口の二盗を好送球で阻止し、新庄剛志監督(53)からは、「三塁を守ることで投げる際の足の使い方が向上した」と成長を認められている
リード面での成長
リード面でも郡司の成長が見受けられる三塁手としての視点が、配球に対する判断力を向上させ、より客観的にゲームを観察できるようになった
金村尚真投手(24歳)も、その配球に対して「すごく面白い」と評価している
ただし、正捕手の座は簡単には獲れない
ただ、競争は熾烈を極めている田宮選手は復帰を果たし、ベテランの伏見寅威捕手(34歳)も実戦で存在感を発揮している
新庄監督は「捕手は固定せず、投手との相性や状態によって決める」と語り、開幕マスクを勝ち取るためのアピール合戦が今後注目される
日本ハムの捕手争いは、チームの強化に大きく寄与する重要な要素だ。郡司選手の成長が選手間の競争を刺激し、全体のパフォーマンス向上にも繋がるだろう。開幕に向けた期待が高まる中、各選手がどうアピールしていくのか、目が離せない。
ネットの反応
最近のコメントでは、北海道日本ハムファイターズの郡司裕也選手が注目を集めていることが伺えます
多くのファンがかつて彼が「正直捕手はできないでしょ」と評されていた時期から、逆襲に向けた成長を実感し、期待を寄せているようです
特に、新庄監督が郡司選手の配球や足の使い方を称賛していることが、多くのファンにとって希望の光となっています
一部のコメントでは、捕手としての役割についての意見も多く見受けられます
「レギュラー格をもう一人用意するなら、郡司選手が候補に」という声や、「ドラゴンズ時代から彼を応援していた」というファンの熱い思いも伝わってきました
高校や大学での活躍が印象的だった彼が、日本ハムで再び成長する姿に期待が膨らんでいるのが特徴です
また、複数ポジションでの経験が彼にプラスに働き、戦力としての地位を確立する可能性もあるとする意見が相次ぎました
「コミュニケーション能力が高く、捕手としての資質も申し分ない」という意見や、「肩の弱さが改善されてきた」という期待感も見られ、ファンの期待が高まっています
これらの意見からは、郡司選手の成長を見守るファンの姿勢が強く感じられます
今シーズンは彼にとっても重要な一年であり、正捕手の座を狙う姿勢にも期待が寄せられています
その他にも、ドラゴンズ時代の見解についての意見や、他の選手たちとの比較により、郡司選手にとって新たなチャレンジの時期が近づいていると感じているファンも多いようです
ネットコメントを一部抜粋
伏見にずっと頑張って欲しいけど、衰えが一気に来るかもしれない。
郡司は捕手レギュラーは諦めないが、プロは試合に出てなんぼとサード志願して出場機会を得た成果が出てきたね。
とても上手くセルフプロデュースができる人なのかなと思う。
コミュ力、人間性は捕手として申し分なさそうだし懸念されていた肩の弱さも送球が上手くなったことで改善されたようです。
彼の抜群の野球脳とセンスを捕手としてのリードに生かせないかなぁ、と以前から思っていた。
キーワード解説
- 正捕手とは?:正捕手はチームにおいて主に先発投手とバッテリーを組むことができる捕手で、特にリーダーシップが求められます。
- リードとは?:リードは、捕手が配球を決定し、投手に指示を出すことで、打者に対してどの投球をするかを考える技術を指します。
- アピール合戦とは?:アピール合戦は、選手たちが自らの能力や特色を見せ、ポジション争いを勝ち取るために行う競争を示します。