試合は、七回に森下翔太外野手(24)と木浪聖也内野手(30)の適時打で3得点を挙げ、試合を振り出しに戻す展開となった
局面を変えたラッキーセブンの攻撃
この日の試合、阪神は一時2点を失い、2-5とヤクルトにリードを奪われていたしかし、七回の攻撃が試合の流れを変えた
まず、代わったばかりの長谷川から近本が敵の失策を利用して出塁
その後、佐藤輝への死球と暴投で1死一、三塁となり、4番のバッター森下へとつながった
森下の素晴らしいバッティング
森下は1ボールから、直前にマウンドに上がった金久保の変化球を見極め、遊撃手の頭上を抜く鋭いライナーでヒットを放ったこの一打で1点を返すことに成功した
森下はこの試合、中盤の二回に右前打、三回には右中間への適時二塁打を記録しており、合計で3安打を放つなど、状態を上げてきている
2者生還で試合を振り出しに戻す
さらに、試合は続き、2死満塁となった場面で、守備から出場している木浪が打席に立つ木浪は2球で追い込まれながらも、5球目をしっかりと捉え、中前にヒットを放った
このヒットにより、2者が生還し、阪神は効果的に得点を重ねることに成功した
結果、猛虎はこの回で一挙3得点を挙げ、オープン戦で首位のヤクルトに対抗する強さを示した
今後の展望
阪神の攻撃陣は、特に終盤における得点力でその強さを発揮しており、今後の試合でも期待が高まる新4番の森下、そして木浪のバッティングが引き続きチームの鍵となるだろう
今回の試合は阪神が逆転勝利を収めたことでチームの士気も上がることが期待されます。特に森下の活躍は新4番として非常に頼もしいもので、今後のリーグ戦でもその調子を維持できるか注目したいです。一方のヤクルトも、地力のあるチームなので、次回の対戦も楽しみです。
キーワード解説
- オープン戦とは?:プロ野球におけるシーズン前の試合で、チームの調整や選手の起用を目的とした試合のこと。
- 適時打とは?:チャンスの場面で打たれるヒットのこと。得点につながる重要な場面でのヒットを指します。
- 変化球とは?:ボールの投げ方を変え、投球の軌道が直球とは異なるボール。バッターを惑わせる投球法の一つです。
- 敵失とは?:相手チームのミスやエラーのことで、アウトにするはずの打球を捕れなかったり、送球ミスなどが該当します。