4イニングを投げて3安打1失点を記録したが、80球を超える投球を要し、予定していた投球数を上回る形で降板した
試合後、阿部監督は「間合いも長いし、ボールばっか
『何球投げんだ?』と思った」と、投球のペースに不満の意を表明した
井上投手は前回の登板、11日のソフトバンク戦では4イニングを投げ、7安打3失点という内容で苦しい投球だった
今回もコントロールに悩むシーンが多く見られ、「投げていて、調子が悪いなと…」と弱気な発言を残した
特に3回には、マウンドに訪れた甲斐捕手から「もっと思い切ってこい」と励ましの言葉を受ける場面もあり、井上の投球フォームや心構えの改善が求められていることが伺えた
井上投手は高卒6年目の選手であり、今季は初めての開幕ローテーション入りが期待されている
4月1日の中日戦での先発が濃厚とされる中、阿部監督は「なんとかしないといけない
『自分で考えろ』と言った」と、自立した投手として成長することを願い、厳しい言葉で奮起を促した
井上投手の今季初の開幕ローテーション入りが期待される中で、オープン戦での内容が不安を残す結果となりました。投球数が予定を超え、コントロールにも課題が見られる状況は、監督やコーチ陣のサポートが求められる重要な局面です。今後の成長に期待したいところです。
キーワード解説
- オープン戦とは?:プレシーズンの試合で、主に選手たちの調整や戦力確認を目的に行われます。
- 先発投手とは?:試合の最初にマウンドに上がる投手で、通常は多くのイニングを投げることが期待される選手です。
- コントロールとは?:投手がボールを投げた際に、狙った場所に正確に投げる技術のことを指します。
- 開幕ローテーションとは?:シーズン開幕時にチームの先発投手として予定されている選手たちのことを言います。