この結果、オープン戦の成績は5勝3敗2分けに達しており、キャンプ中の練習試合を含めると対外試合では10勝4敗2分けと、大きな勝ち越しとなっている
西口文也監督(52)は試合後、「あの形が今の中ではベストかなと感じています
最近の試合で初回に点を取るケースが非常に多いので」と語り、上位打線の「長谷川、西川、ネビン」が開幕を迎える可能性を示唆した
昨シーズンは序盤にチャンスを作りながらも「もう1本」が出ない試合が多く、致命的なチーム打率2割1分2厘で苦しんだ
特に昨季は63試合で得点が1点以下、22試合で無得点という苦しい状況が続いた
しかし、今年のライオンズはここまでの対外試合16戦で無得点が一度もなく、1得点のみの試合も1戦あるが、5投手の継投リレーによって相手を1安打に封じ込める完封勝利も成し遂げている
昨季3点を奪えば勝率が7割1分2厘まで上昇したことから、今シーズンの対外試合でも3得点以上を記録したのは16試合中12試合に達し、好成績が裏付けられている
西口監督は「初回に点を取った後、中盤に点を取れていなかったが、今日はそれができて良かった」とし、6回に出た中押し適時打についても評価した
さらに、4番候補のセデーニョを欠いているにもかかわらず、初回のチャンスを物にし、中盤と終盤でも得点を上げるという「普通の攻撃」が出来ていることは、昨季とは大きく異なる点となる
これは、今年のライオンズにとって大きな変化の兆しと受け取れるだろう
今回の西武の快勝は、昨シーズンの苦境からの明確な進展を示しています。特に初回に得点を上げ、その後も中盤に点を追加することができたのは新たな攻撃スタイルの証です。ここから実戦での結果を残し、ファンの期待に応えることができるか楽しみなシーズンとなりそうです。
西武ライオンズの新たな打線に対する期待感が高まっています
西口監督の方針に基づき、1番に長谷川、2番に西川、そして3番にネビンを配置した打線が注目されています
これらの選手たちは、昨年の打線と比較して明らかに良好なパフォーマンスを見せています
特に長谷川は初回打率が.667と素晴らしい数字を記録し、先頭打者としての役割をしっかり果たしています
このような活躍が、チームの得点を増やす要因になるでしょう
一方で、ファンの中には昨年と同じような失敗を繰り返さないかという懸念もあります
たとえば、オープン戦では拙攻が目立ち、バントの失敗が試合を苦しめる場面もありました
さらに、選手陣の中にはまだ調子が上がっていない選手や、昨年よりは期待できそうだが不安もあるという声も聞かれます
選手達はコンスタントに打てるようになってきており、チーム全体が競争意識を持ちながらモチベーションを高めていると感じられています
また、投手陣にも安定感があることが話題となっており、エース高橋の復帰や、若手選手の台頭も期待されています
このような投手の活躍が、打線の強化と相まってチーム全体のレベルを引き上げる可能性があります
ファンからは「毎試合3点以上を目指して、少なくともAクラスを狙える」との声も上がり、シーズンを通しての成果に期待が寄せられています
一方で、選手間の競争や首脳陣の戦略次第では、昨年と同じような厳しいシーズンになるかもしれないという慎重な意見もあります
でも、多くのファンは新しくなるライオンズに期待しているようで、「新生ライオンズが成るといいな」と願う声も多く聞かれます
開幕が近づくにつれ、期待と不安が入り混じる中で、チームの動向に注目が集まっています
ネットコメントを一部抜粋
確かに去年のお通夜打線とはまるで違うのは見て取れる。
長谷川西川ネビンの並びは良いのでこれでいって欲しい。
長谷川も西川も、選球眼が良くなって四球を取れるようになってきた。
コンスタントに打てる選手が増えたのは大きな前進。
昨シーズンは2点先行されたら終戦ムードが漂ったものだけど今年はどうなんだろうね。
- 貧打とは?打撃成績が悪く、得点を取ることが難しい状態を指します。特に、試合での打率が非常に低い場合、チーム全体が得点を挙げるのが困難になります。
- 完封勝利とは?試合で相手チームを0点に抑えて勝利することを言います。投手の力が強く、相手に得点を許さないことが条件です。
- 中押し点とは?試合中に主導権を取っているチームが追加で取る得点のことです。試合の流れを有利に進めるために重要な得点です。