試合後、彼は「対左(打者)によく打たれてしまいました
四球もそうですし、苦しみましたけど、その中でもゲームの中で何とか1失点に粘りながらというところでは、ピッチングはできたかなと思います
もちろん、結果が良くないので『よかった』とは言えないです」と悔しさを滲ませました
試合の初回から毎回安打を許すという厳しい投球を強いられ、計7安打のうち6本を左打者に浴びました
特に失点した3回では、先頭打者の勝又選手に左前打を許し、その後に続く益子選手のゴロを一塁手のティマ選手が後逸し、記録は失策に
さらに、1死一、三塁から、右打者の伊藤光選手に内角高めの速球を左前に打たれて追加点を許しました
この日の試合は気温12度の中で行われ、田中投手の直球は最速145キロを記録しました
彼はスライダー、カーブ、スプリット、ツーシーム、カットボールといった変化球に加え、120キロ台中盤のスプリットチェンジも多く試み、粘りのピッチングを展開しました
これまで実戦登板は4試合に及び、合計で10イニングを投げて2失点という結果
前回の9日阪神戦では3回で48球を投げたことから、今回の球数は大きな収穫と言えます
「75(球)まで投げられたので
投げながら『どうする』って話も途中3回終わった時点であったんですけど、いける時にいきたいと思ったので
前回から一気に30球ぐらい増えましたけど、大きく変わることはなかったので」と田中投手は振り返ります
シーズン開幕後は、同じ「木曜日」に登板するローテーションが期待されていますが、田中投手は「まだ開幕前ですし、先のことよりは、しっかりとまず次の登板に向けてまた明日からやっていくことが大事」と語り、次の試合に向けての意気込みを示しました
さらに、田中投手は春季キャンプ中に改良した投球フォームについても言及し、「始めた当初よりはいい感触になってきていますし、体のコンディションもどんどん良くなっています
そこ(フォーム)に関しては、まだ上がっていくと思っています」と話し、さらなる進化を求め続ける姿勢を見せています
田中投手の現在の状態を見れば、安定した結果はまだ求められていないものの、球数を投げられるということは次のシーズンに向けた前進と言えるでしょう。早い段階で体調を整え、さらなるステップアップを図る姿勢が印象的です。
ネットの反応
田中将大投手が2軍戦での登板を果たし、ファンから様々なコメントが寄せられています
彼は4回を投げて7安打と3四球を記録しながらも1失点に抑えました
その内容を受けて、多くのファンやコメント者は彼の現状に懸念を抱いています
例えば、「現状の状態でいえば山崎よりマシ」という意見もあり、田中投手のローテーション入りの可能性について議論されている様子がうかがえます
また、「4回で10人のランナーを出した」という意見があり、相手が2軍であるにもかかわらず、安定性の欠如を指摘するコメントも見受けられます
このように、田中投手のピッチング内容が心配されている中で、次回の登板を通じてどのように調整していくかが焦点になるでしょう
さらに、「心配になる」という意見がある一方で、「まだ上がっていく」といった声もあり、ファンたちは田中投手が復調することを願っています
しかし、「だらだら調整の一年が始まる」という厳しい見解もあり、ストレートの球速が145キロという事実が彼の能力を不安視させる要因として挙げられています
そのため、次回の中日戦でのパフォーマンスが、今後のローテーション入りに大きく影響するとの見方も強いです
全体的に、ファンは田中投手が1軍で活躍する姿を期待しつつも、今後の調整が重要であることを感じているようです
ネットコメントを一部抜粋
現状の状態でいえば山崎よりマシかなっていう程度でローテを任せるにはかなり怖い。
2軍でも横浜相手なので広いナゴヤで中日相手なら使っても良いかな?
ヤフコメ評論家様達の特大雑音が現場に届くといいね。
12のアウトを取る間に10人のランナーを出してる。
ローテを任されるかどうか全ては今期初登板となる中日戦の出来次第。
キーワード解説
- イースタン・リーグとは?プロ野球の2軍選手の試合を行うリーグで、選手の調整や成長を促す場です。
- 先発とは?試合の最初に投げる投手のことで、登板試合の最初から試合を支える重要な役割です。
- 変化球とは?直球以外の多様な投球で、打者を惑わせるために使われます。スライダーやカーブなどがあります。