北海道日本ハムファイターズの関連記事

西日本短大付・斉藤大将がセンバツ初勝利を飾る、史上初のランニング本塁打を放つ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

西日本短大付・斉藤、記念すべきランニング本塁打で春初勝利果たす

第97回センバツ高校野球大会の3日目にあたる20日、甲子園では大垣日大と西日本短大付が対戦し、西日本短大付が6対0で勝利しました

この試合で、「3番・右翼」を務めた斉藤大将(3年)が大会初号となるランニング本塁打を放つ活躍を見せ、母校にとっても春の初勝利を飾りました

センバツ初のランニング本塁打

試合は7回、斉藤が変化球を左中間に打ち返す場面から始まりました

打球は左翼手のグラブに当たり、ボールが外野を転々としました

この間に斉藤は一気にホームを駆け抜け、50メートルを6秒0という俊足を活かして生還しました

「とてもうれしい」と自らの初ホームランを笑顔で振り返りました

練習から体力強化を重視

西日本短大付は38年ぶりのセンバツ出場で、春季大会での初勝利を得ました

斉藤は、同校のOBである日本ハムの新庄剛志監督から伝授された厳しいトレーニングを受けてきました

冬には100メートルダッシュを100本走り、約2時間の筋力トレーニングを行うことが常であり、「能力だけではなく、人の倍練習することが必要」と教えられました

これにより、斉藤は飛躍的に成長し、秋には90キロのベンチプレスを105キロにまで伸ばしました

プロ監督も期待する選手
新庄監督は昨年の甲子園で、斉藤の守備を観戦し高評価を与えています

「素晴らしい肩を持っており、チャージも良かった」と称賛し、将来の可能性に期待を寄せています

斉藤自身も、「打撃でも貢献したい」とさらなる成長を目指しています

記録に残る名場面

今回のランニング本塁打は、西日本短大付の大会初号であり、51年ぶりの快挙です

金属バットが導入された1975年以降、記念すべき瞬間であり、大会初のランニング本塁打となりました

これにより、斉藤の名前は歴史に刻まれることとなります

西日本短大付の斉藤選手の活躍は、個人の努力が実を結ぶことを証明しています。厳しい練習を重ねてきた彼が、試合で見せた素晴らしいランニング本塁打は、今後の成長への期待をも高める出来事です。また、チーム全体に春の初勝利をもたらしたことは、士気を高める重要な要素となるでしょう。
キーワード解説

  • ランニング本塁打とは?:打者が打球を打った後、内野を駆け抜けて本塁に生還する際、他の選手のエラーやボールの処理ミスを利用して得点する方法です。
  • センバツとは?:春季の全国高校野球選手権大会の略称で、全国から選ばれた高校が集まり、甲子園で行われる大会です。
  • 金属バットとは?:高校野球で使用されるバットの一種で、木製バットに比べて軽量で強度があり、打球が飛びやすい特徴があります。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。