広島東洋カープの関連記事

広島商、選抜高校野球大会で圧勝発進 – 小技を生かしたゲーム展開

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
第97回選抜高校野球大会の第4日、広島商業高校(通称:広商)が横浜清陵高校(神奈川)との初戦で10-2と大勝を収めた

これは過去23度の出場を誇る広商にとっての春夏通算64勝目となり、聖地でもある甲子園にその名を刻んだ

試合の概要

広商は、特有の小技を駆使した「広商野球」で得点を重ねていった

具体的には、試合の初回に相手の守備ミスを利用し、得点圏に走者を進めることに成功

4番の名越選手(2年)が打ったニゴロが悪送球となり、先制点を挙げた

この後、5番の藤田選手(3年)がセーフティスクイズを決めるなど初回で2点を奪取した

投手陣の活躍

先発の大宗選手(3年)は6回を投げ、5安打・2失点・奪三振5という内容で相手打線を抑え込んだ

7回以降は山田選手と徳永選手(3年)による継投が功を奏し、相手の反撃を封じることに成功した

選手のコメント

試合後、大宗選手は「初戦は緊張したが、集中して勝ち切ることができた

相手の応援には圧倒されてしまったが、リズムを崩さないように努力した

今日は60点くらいの出来だった」と自己評価を語った

監督の視点
荒谷監督は、「藤田は普段スクイズが得意ではないが、あえてやらせた

普段の練習が生きたと思う

初回の2点は特に重要だった

ただし、まだ本来の広商野球は発揮できていないし、大宗も本調子ではない」とさらなる向上を目指す姿勢を示した

次戦は、優勝候補と目される東洋大姫路高校との対戦が控えている

大宗選手は「自分たちの広商野球を全力で展開し、応援してくれる皆に感謝しながら臨みたい」と意気込みを語った

広島商が選抜高校野球で横浜清陵に対し圧勝したのは、新たな選手の成長と戦略的なプレーによるものです。同校の伝統である小技を生かした攻撃が功を奏し、今後の試合も期待がかかります。監督の指導のもと、さらなる成長が楽しみです。
キーワード解説

  • 広商野球とは?:広島商業高校が実践している野球スタイルで、小技を駆使しながら得点を重ねることが特長です。
  • セーフティスクイズとは?:ランナーを得点圏に進めるための戦術の一つで、バントを行い相手の守備が整う前にランナーが進塁する技術です。
  • 継投とは?:一試合において複数の投手が交代で投げることを指し、これにより効果的に相手打線を抑えることを目的とします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。