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DeNA・東克樹投手、オープン戦最後の登板で完璧な投球を披露

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◇21日 オープン戦 西武2―0DeNA(ベルーナドーム) 28日の中日戦(横浜)で開幕投手を務めるDeNA・東克樹投手(29)がオープン戦最後の登板で5イニング6安打無失点という素晴らしいパフォーマンスを見せ、シーズンに向けた準備を整えた

東投手は試合後、「ピンチでギアを上げ、出力が上がった

オープン戦ではかなり多くのピンチを背負ったので、ピンチ慣れした」と述べ、自己の成長を強調した

加えて、「プラスに捉えて、ピンチでも動じないことを意識してシーズンでも投げたい」と今後の展望についても語った

試合の中では、初回に2死一、三塁のピンチを迎えたが、渡部聖選手を三ゴロに打ち取り難局を切り抜けた

さらに、4回には無死二塁のピンチを迎えたが、外崎選手と元山選手を連続三振にしとめ、古賀悠選手を中飛に打ち取るなど、冷静な投球を披露した

東投手は、「全部の球種を投げることができた」と納得の表情を浮かべていた

また、前回の登板後に昨年の好調時と今オープン戦の不調時のフォームを比較し、ブルペンでしっかり修正したという

特に、球離れが高い位置になりすぎていた点をチェックし、試合中にはチェンジアップを「なでるように」投げることで好感触を得たとのこと

さらに、メジャーの開幕戦で来日したカブスの今永投手から刺激を受けたと語り、「真っすぐの強さや走者を出しても簡単に崩れないところを見習いたい」と具体的な成長の目標を掲げた

三浦監督は「まずまず

上り調子でいってくれると思う」と、開幕投手の仕上がりに満足げな様子であった

今回の試合での東投手の好投は、シーズンに向けた自信を確立するうえで非常に重要な要素と言えるでしょう。ピンチを切り抜ける冷静さや、修正点を明確にし実行する姿勢は、今後の投球にも好影響を与えるものと思われます。
キーワード解説

  • ピンチとは?試合中に相手チームが得点する可能性が高い状況のことを指します。
  • 出力とは?投手の投球の強さや球の速さを示す指標です。
  • チェンジアップとは?速球と比べて遅いボールで、打者のタイミングを外すために投げる球種です。

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