オリックス・バファローズの関連記事

阪神・村上 投手、オープン戦で開幕投手に向けた最終調整を完了

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇オープン戦 阪神 1―1 オリックス(2025年3月21日 京セラD)阪神タイガースの村上頌樹投手(26)が、オリックスとのオープン戦において、今季初の開幕投手に向けた最終調整を成功裏に終えました

村上投手はこの試合で5回2/3を投げ、4安打1失点、3奪三振を記録し、28日に控える広島戦に向けた力強いパフォーマンスを披露しました

今春シーズンの実戦成績は、5試合で17回2/3を投げ、わずか1失点、防御率は驚異の0.51という数字を達成しています

この成績は、阪神が2年ぶりのリーグ制覇を目指す中で、村上投手の重要性を示しています

6回無死一、二塁のピンチ場面では、村上投手は好打者・西川選手を遊ゴロ併殺に仕留めるなど、冷静に試合をコントロール

交代を告げに来た藤川監督に対し、彼は大きく息を吐き出し、万全の状態でマウンドを後にしました

村上投手は「いろんな変化球や真っすぐ、ランナーなしでのクイックピッチなど、自分の持ち味を試せた」と語ります

彼は、特にオフシーズンに近本選手からアドバイスを受けた新球「淡路島スライダー」を使い、打者を打ち取ることに成功しました

また、試合中に失点を喫した場面もあったものの、自身の投球内容に納得を示し、「気持ちを切り替えて、次のバッターを抑えられたことは良い練習になった」と振り返りました

村上選手は初めて開幕投手を務めることについて、「驚くほど緊張していない

普段通りの過ごし方を続けたい」と述べ、ファンの期待に応える覚悟を示しました

先日の登板時、名前がコールされた際には大歓声が上がり、その瞬間に開幕投手の責任の重さを感じたと言います

藤川監督も村上投手の成長を評価し、「11月から開幕投手が決まっていたので、どのようなシーズンを送るのか楽しみ」と期待を寄せました

村上投手は、開幕戦まであと1週間、何も変えずに過ごしたいと語り、最高の仕上がりでシーズンに臨むことを誓いました

阪神の村上投手が開幕投手に選ばれる期待感と、それに伴うプレッシャーが印象的です。彼が実戦から得た感触や新球の習得が、シーズンを通じてどのように影響するかが楽しみです。ファンからの期待が高まる中で、冷静にプレーできることが重要です。
キーワード解説

  • 開幕投手とは? - 開幕投手とは、プロ野球のシーズン開幕時に最初の試合で先発する投手のことです。この役割には、そのチームのエースとされる投手が選ばれることが多く、特別なプレッシャーがあります。
  • 防御率とは? - 防御率は、投手が与えた失点の数を、投球回数で割った数字で表されます。数字が小さいほど投手の実力が高いとされ、優秀な投手の条件の一つです。
  • 変化球とは? - 変化球は、野球においてボールが投球後に変化する球種のことです。これにはスライダーやカーブ、チェンジアップなどが含まれ、打者を打ち取るために重要な技術です。

SNSでもご購読できます。