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ナショナルズ、小笠原慎之介をマイナー降格に; 先発ローテの最終枠はミッチェル・パーカーが確保

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ナショナルズは2025年3月21日(日本時間22日)、投手・小笠原慎之介(27)とDJ・ハーツ(24)を含む4選手にマイナー降格を通告した

これにより、小笠原はメジャー1年目の開幕を3Aロチェスターで迎えることが決定した

この決定は、他の選手と競争する中でのパフォーマンスの不振によるもので、先発ローテの残り1枠はミッチェル・パーカー(25)が手にすることがほぼ確実となった

中日から移籍した小笠原は、オープン戦の最後の機会としてメッツ戦に先発したが、4回途中で8安打8失点と大きく打ち込まれ、KOされる結果となった

彼は今春のオープン戦での5試合で、通算12イニングの投球で、防御率は11.25、WHIP(1イニングあたりの与四球数と被安打数の合計)は2.67という厳しい数字を残している

これらの統計は、投手が相手チームに与えたランナーの数が多いことを示しており、先発投手としてのパフォーマンスが不足していたことを物語っている

この発表を受け、米誌「スポーツイラストレイテッド」は「ナショナルズは小笠原に先発ローテ入りの機会を与えたが、それに対するパフォーマンスが足りなかった」と報道

一方、移籍情報サイトの「MLBトレードルーマーズ」は、先発ローテの最後の枠を争ったパーカー、ハーツ、小笠原の3選手について触れ、昨季メジャーで防御率4.29をマークしたパーカーが本命視されていたため、残る二人はオープン戦での好投が求められていたが、それが実現しなかったと述べている

なお、オフには2年総額350万ドル(約5億2000万円)で契約を結んだ小笠原だが、日本や韓国出身の選手では珍しく、契約にマイナー拒否権が含まれていないため、米国でのキャリアを3Aでスタートさせることとなった

コロンビア出身のパーカーは、今春のオープン戦で4試合計12イニング3分の1で防御率3.65、WHIPは1.22を記録している

また、ハーツも4試合で9イニング3分の2を投げ、防御率6.52、WHIPは1.97である

小笠原慎之介選手がマイナー降格となったことで、彼の昨シーズンからの成長が期待されていたが、それに応えられなかったのは残念である。メジャーでプレーするためには、やはり一流のパフォーマンスが求められるということだ。今後、3Aでの経験を積み、再びメジャーの舞台に戻ることができるのか注目したい。
ネットの反応

小笠原慎之介投手がマイナーリーグに降格した件について、多くのコメントが寄せられています

コメントの中では、契約の内容に関する批判が目立ち、特に拒否権が盛り込まれていない点に指摘が集中しています

「拒否権を盛り込まずに契約してしまったのは小笠原側のミス」との意見があり、このことが彼に不利な状況を生んでいるという指摘があります

また、「契約は即戦力ではないことの裏付け」との言及から、選手としての実力に対する懸念も表明されています

さらに、「本人もわかっていたことだろう」との意見もあり、選手自身も自身の実力を理解していることがうかがえます

「あのナメたピザ体型でよくアメリカに行こうなんて思ったもんだ」といった厳しい意見もあり、身体面に関する心配の声も見受けられました

このように、厳しい意見が多い中で、「巻き返しに期待」という楽観的なコメントもあり、ファンからの応援が感じられます

また、日本球界において成績を残しても、メジャーでの成功は難しいという意見も見られ、「メジャーで成功するのは日本で圧倒的な成績を残したエースだけ」とのコメントがそれを物語っています

さらに、マイナー降格は「実力的にはこんなもんでしょ」との指摘からも理解されており、サポーターの期待と選手自身の現実認識が交錯している様子が伺えます

総じて、小笠原選手に対するコメントは、入団当初からの期待や実力への疑問、そして今後の成長に対する希望が混在しており、彼のキャリアの次のステップに注目が集まっています

ネットコメントを一部抜粋

  • 拒否権を盛り込まずに契約してしまったのは小笠原側のミスですね
  • 一旦慣れてからということで契約は即戦力ではないことの裏付けなのかな
  • あのナメたピザ体型でよくアメリカに行こうなんて思ったもんだ
  • ボールが合う合わないのフィットの問題じゃなくて単純な能力不足の問題だから
  • 「日本や韓国出身の選手では珍しく、契約にマイナー拒否権が盛り込まれていない」
キーワード解説

  • オープン戦とは? 野球のオープン戦は、シーズンが始まる前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力を確認する目的があります。
  • WHIPとは? WHIPは、投手の1イニングあたりに与えた与四球数と被安打数の合計を表し、投手のコントロールや安定性を測る指標として使われます。
  • マイナー契約とは? マイナー契約とは、選手がメジャーリーグのチームに属するが、実際にはマイナーリーグ(下部リーグ)でプレーする契約形態のことを指します。

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