しかし、6回裏の守備中に再度下半身を痛め途中交代となった
この試合は1点リードの状態で迎えた6回裏、2アウト1、2塁のピンチに直面した
4番手の左腕・長谷川が中前打を浴びた際、塩見は本塁への送球を狙って前方へ猛チャージした
しかし、打球をファンブルしたことでバランスを崩し、転倒してしまった
その際に、前に弾いたボールを取りに行けず、二塁走者が帰塁する間に、一塁走者も生還し、ヤクルトは1−2と逆転を許すことになった
プレーが止まると、トレーナーが駆けつけて状態を確認
塩見は立ち上がったものの、足を引きずりながらベンチに戻り、そのまま交代となった
塩見選手は昨シーズン、5月に左膝の前十字靱帯と半月板を損傷し、残りのシーズンに出場できたのはわずか31試合という厳しい状況だった
今年のオープン戦では順調に調整を進めるものの、開幕を一週間前にまたもや心配なアクシデントに見舞われる結果となった
塩見選手の再度の怪我は、チームにとって大きな痛手です。昨季の怪我から復活を目指していただけに、選手自身もショックを受けているでしょう。今後のケアとリハビリが重要な課題となります。
キーワード解説
- 靱帯とは?靱帯は骨と骨をつなぎ、関節の安定性を保っている組織です。
- 半月板とは?半月板は膝関節の中にある弾力性のある軟骨で、衝撃を吸収し、関節の動きをスムーズにする役割があります。