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広島・栗林良吏投手、肘手術後の順調な調整登板を成果に開幕に臨む

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2025年3月22日、みずほペイペイドームで行われたプロ野球オープン戦では、広島カープの栗林良吏投手(28)が最終調整を行い、ソフトバンクに対して見事な投球を披露しました

この試合で栗林投手は、9回裏の場面で3者凡退に抑える好投を見せました

昨年10月に右肘のクリーニング手術を受けた栗林は、その手術からの回復を感じさせる投球を行いました

手術からの復帰とリハビリの成果

栗林投手は、1点リードの場面で登板し、谷川原選手を直球で二ゴロに打ち取った後、続けて牧原選手をフォークで左飛に仕留め、最後は石塚選手をカーブで投ゴロに切るなど、わずか8球で三者を打ち取る圧巻のピッチングを実現しました

投球では、それぞれ異なる球種を使い分け、相手打者を翻弄しました

シーズンに向けた意気込み

栗林投手は、「シーズンと同じ気持ちでマウンドに上がりました」と語り、今後の登板に向けての意気込みを示しました

オープン戦では4試合を投げ、術後の不安を払拭し、開幕戦に向けた準備が整ったことを感じています

フォーム矯正とトレーニング

栗林は、手術後のリハビリに加え、トレーナーとのマンツーマンでのフォーム矯正に取り組んで来ました

特に、股関節の使い方や構えの姿勢など、体の使い方に気を配りながら、投球フォームの改善を目指しています

「1回も後退することはなかった」と自身の成長を自信に変え、さらなる飛躍を誓っています

守護神の役割と期待
栗林投手は、抑え投手としての役割を果たすだけでなく、絶対的な守護神となるために日々努めてきました

今シーズンもチームを勝利に導くため、全力で投球に臨む姿勢が伺えます

栗林投手の復帰は、彼だけでなく広島の投手陣にとっても大きな力となるでしょう。手術からの回復過程は厳しいものでしたが、その努力が成果を上げていることが伝わってきます。開幕が待ち遠しいです。
キーワード解説

  • クリーニング手術とは? 肘や膝など関節内の余分な物質を取り除く手術で、慢性的な痛みを改善する目的で行われることが多いです。
  • フォークとは? 速球と比べて変化が大きい球種で、バッターに空振りを狙う際などに使用されることが多いです。
  • 守護神とは? 試合の終盤に出てくるクローザーとも呼ばれる投手のことで、リードを守る役割を担います。

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