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阪神・工藤泰成が開幕前最後の登板も無失点、さらなる成長を誓う

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阪神タイガースは22日、京セラドーム大阪でオリックス・バファローズとのプレシーズンマッチに臨み、試合は3-3の引き分けに終わった

注目は阪神の若き投手、工藤泰成(23)が8回に登板し、今季無失点を継続したことである

四国アイランドリーグの徳島から育成選手として入団した工藤は、この日打者を前にしても動じることなく、臨機応変に対応する姿を見せた

工藤のピッチング内容

工藤はこの日、最速158キロを記録し、自己最速にわずか1キロ足りないパフォーマンスを披露した

彼は初の京セラドームでの登板を果たし、特にピンチの場面でも得点を与えない冷静さが光った

具体的には、1死一、二塁の場面で、まずは山中選手を一球で二ゴロに仕留め、その後、21年本塁打王に輝いた杉本選手を迎え撃った

カウント2-2で外角低めのフォークボールを見事に決め、空振り三振に斬り、マウンドを降りた

心理面の成長と今後への抱負

工藤自身、「いい打順で流れを渡さないところだったので、力んでしまった」と、プレッシャーを感じながらも、自らのテーマである「力まない」を再確認した様子を語った

また、過去の登板から得た経験をもとに、「真っすぐで押せるのは収穫で、フォークも三振が取れることが分かった」と述べ、さらなる成長を見据えている

今後の展望

残すオープン戦は23日のみで、安藤投手チーフコーチは「連投はないかな」と語る中、工藤は開幕日の28日に迎える広島戦への準備を整えている

「いい経験ができているし、積み重ねでよくなってきている」と語る工藤の言葉からは、自信と意欲が窺える

工藤泰成投手の成長が伺える今回の試合は、彼が冷静さを保ちながらピンチを乗り越える姿を見せており、今後の活躍に大いに期待が持てる内容でした。また、自己成長に向け努力を惜しまない姿勢は、若手選手としての模範となるでしょう。
キーワード解説

  • 無失点とは?: ピッチャーが試合中、相手チームに得点を許さない状態のことを指します。
  • フォークボールとは?: ピッチャーの投球術の一つで、握り方や投げ方を工夫することで、打者がバットに当てにくい球種となります。
  • ピンチとは?: 野球において、相手チームが得点する可能性の高い状況を指します。

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