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ソフトバンク・藤田悠太郎選手、初スタメンで大活躍!打撃と守備でチームを牽引

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク12―1くふうハヤテ(22日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの藤田悠太郎捕手(19)が、2025年シーズン初のスタメンマスクを被り、打撃・守備ともに素晴らしいパフォーマンスを見せた

藤田選手は昨年のドラフトで7位指名を受け、福岡大大濠高校からチームに入団した若手選手

2年目を迎えた彼は「9番捕手」としてフル出場し、この日の試合前にはスタメンの告知を受けて「喜びよりも心配の方が大きかった」と語る

しかし、入ったグラウンドでは一転して大暴れした

打撃の働き

試合開始早々、藤田選手は初回に2死満塁の場面で、相手投手の真っすぐを巧みに右方向へ運び、2点二塁打を放った

これは「逆方向にヒットを打つ」とは、野球用語で打者が意図的にボールを打つ方向を変更することであり、投手や守備側の位置に応じて判断することが重要である

その後も2回には四球を選んで機会を広げ、3回には2死満塁で右前への2点打

さらに8回には右翼への二塁打も追加し、4打数3安打4打点という素晴らしい数字を叩き出した

全ての安打を逆方向に放ったことについて、藤田選手は「相手の守備位置が少し左側だったので、そこを抜ければいいかなと思った」と振り返り、自身の打撃フォームにも自信を持つコメントを残した

守備の安定感

また、守備面でも藤田選手は大きな役割を果たした

先発投手の板東湧梧をはじめ、1軍から参加した津森宥紀、杉山一樹、尾形崇斗、大山凌、育成選手の川口冬弥との関係性を築きながら、ワンバウンドボールをしっかりと捕球し、最少失点で試合を終えることに成功した

しかし、試合後には「1軍の投手の速い真っすぐにタイミングが取れていなかったり、うまく捕れなかったりしたことをなくしていけるようにしたい」と、今後の課題についても言及した

藤田選手は「まだスタメンで試合に出ただけで、自分がやることは変わらない

それでも目指す場所は1軍であり、そこを見据えながら一歩ずつ進んでいきたい」と、若さあふれる力強い言葉を残した

藤田悠太郎選手の活躍は素晴らしく、新たなスタメンとしての期待を感じさせました。打撃面では逆方向へのヒットを多く打つことができ、守備でも安心感を与えました。一方で、1軍の選手とのスピード感に課題を持つ姿勢も見逃せません。今後の成長が楽しみです。
キーワード解説

  • スタメンとは? 試合に出場する選手の中で、最初にフィールドに立つプレーヤーのことを指します。これにより、その選手は試合全体にわたって重要な役割を果たし、全体の流れや戦略にも影響を与えます。
  • 逆方向へのヒットとは? バッターが通常とは異なる方向、つまり自分の立っている側とは反対の方向にボールを打つことができる技術を指します。これにより守備陣をかく乱し、有利な状況を作り出すことが可能です。
  • ワンバウンドとは? ボールが地面に一度跳ねてから捕球されることを指し、野球において捕手が投手や打者からのボールを正確に受ける技術となります。

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