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阪神・富田蓮投手、オープン戦で課題露呈。バント失敗が影響する可能性も

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「オープン戦、阪神3-3オリックス」(22日、京セラドーム大阪)において、阪神タイガースの先発投手、富田蓮(とみたれん)選手(23)が登板

彼は5回で7安打3失点という内容で、開幕ローテーション入りがほぼ確実視されています

しかし、試合後にデイリースポーツの評論家である岡義朗氏(71)が指摘したように、富田選手の投球以外の面でのパフォーマンスには修正が必要な点が多く見受けられました

試合内容の振り返り

富田選手は初回から力強い球投げを見せ、まずまずの内容を保ちましたが、試合チャンスを広げるための基本的なプレーであるバントに失敗

特に2回の送りバントではバットにかすりもせず、3球とも空振りに終わりました

これは明らかに練習不足であり、バントを成功させるための技術的な基礎が不足している証拠です

バントと走塁の重要性

バントとは、バッターがバットで球を軽く当ててボールを転がすプレーで、主に走者を進める目的で行われます

富田選手が投球に専念していたため、バントに関連する練習の機会がほとんどなかったと思われ、その影響が出ています

さらには、3回の守備中にバント処理を行った際に一塁への送球が左にそれ、悪送球になりかける場面も見られました

チーム全体の影響

投手がバントや走塁をしっかりこなすことは、自身を助けるだけでなく、チーム全体の士気にも影響します

特にバントやエンドラン(走者が次の塁に進む際に打者がヒット・ファウル・振り逃げなどの行動をするサイン)などは、ゲームの流れを左右することも多く、失敗することで早い回に代打を送られる要因にもなりかねません

まとめ
開幕戦が迫る中、富田選手は個々の技術の最終確認とともに、チームプレーの修正も必要となります

「たかがバント失敗」とは言えない背景があり、今後の練習でこれらの基本的な技術を徹底することが求められます

今回の試合で富田選手は、投球の面では一定の成果を上げたものの、大事な基礎技術であるバントや守備でのミスが目立ちました。特に、チームプレーに影響を与える可能性があり、選手全体の意識向上が必要です。開幕が迫る中、これらの課題を克服することが期待されます。
キーワード解説

  • バントとは?:バントとは、野球においてバッターがボールを軽くバットで当てて、ボールを前方に転がすプレーです。主に走者を進めるためや、アウト数を犠牲にして進塁を狙う際に用いられます。
  • エンドランとは?:エンドランは、走者が次の塁に進むためのプレーで、打者がボールを打ちに行くサインのことです。この戦略的なプレーは、点を取るための重要な手段となります。

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