試合が行われる予定の時間帯に降った雨によって、球場のコンディションが整わず、選手たちは室内練習場へと引き上げることになりました
その後、中日が練習するためにその施設を利用している最中、阪神の若手内野手、高寺望夢（22）が筒井壮外野守備走塁チーフコーチ（50）の指導を受ける姿が見られました
高寺選手にとって、実戦でアピールできる貴重な機会が雨によって失われたことは残念な出来事でしたが、筒井コーチとのマンツーマンの練習は、彼にとって大きな成長の機会となりました
高寺選手は、今年から外野手に挑戦するという新たな試みを行っており、春季キャンプでは選手の中でMVPに選出されています
今回は、約1時間にわたり送球に関する技術的な指導を受けました
練習後、高寺選手は「全然変わりました
フォームも良くなり、投げる球も今は結構良い感じ」と手応えを感じている様子です
筒井コーチは、外野手に求められる技術として「速球派投手のような感覚で投げること」を挙げており、しっかりと縦に腕を振り、横のぶれをなくすという練習方法を強調しました
このように内野から外野へ転向する選手は多く、特に近年のゴールデングラブ賞受賞者には、内野手から外野手に移行した選手が目立っています
阪神で内野手出身の外野手が受賞した事例には、2014年の大和選手があり、彼は広い守備範囲を誇り、外野での通算守備率が994という高成績です
また、筒井コーチは自身の経験を基に、内野手が外野手に転向することが理想的であると語り、選手たちとの共同での学びを重視しています
阪神からさらなるゴールデングラブ賞受賞者が誕生することが期待されています
阪神の若手内野手、高寺選手が筒井コーチから直接指導を受ける姿は、外野手へ転向する選手にとって重要なステップとなります。これにより、高寺選手は自信をつけ、成長する機会を得ることができたと言えるでしょう。
ネットの反応
阪神・筒井壮コーチに関するコメントは、内野手から外野手への転向の賛否や筒井コーチの指導力、選手育成のアプローチについての意見で溢れています
特に、内野から外野へ転向した場合、大成する選手が多いとされる一方で、その逆の場合については成功例が少ないとの指摘も見られました
筒井コーチが外野守備の名コーチとして信頼を集めていることが強調されています
また、彼が2023年のシーズン中にアキレス腱を負傷しながらもチームに帯同し、ノックを打ち続けた姿勢には驚きと敬意が表されています
コメントの中には、初めは「コネ人事」と揶揄されていた筒井コーチが、今では信頼される名コーチとなったことに触れ、過去の偏見が払拭されたことへの感慨が込められています
選手との向き合い方や、指導方法の優れさについても高く評価されています
特に、選手の守備力向上や、全体の雰囲気作りに貢献している点が支持を受けています
今後の選手育成に対する期待も大きく、特に新たな選手のコンバートについての意見も多く見られ、筒井コーチが阪神にとって欠かせない存在であるとの共通の認識が伺えました
ネットコメントを一部抜粋
山田脩也こそ外野手に転向してほしい。
外野手は筒井コーチに任せておけば安心。
稲葉さんが「外野手→内野手」の成功例か。
筒井コーチは名コーチとして信頼を得ている。
外野守備の向上がチームに貢献している。
キーワード解説
- マンツーマン指導とは？
- 外野手とは？
- ゴールデングラブ賞とは？
