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DeNA トレバー・バウアー、オープン戦最終登板での課題を浮彫りに

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◇2025年3月23日 オープン戦 西武―DeNA(ベルーナドーム)プロ野球オープン戦最終登板が行われ、横浜DeNAベイスターズの先発投手トレバー・バウアー(34)が登板した

しかし、その結果は期待外れと言わざるを得ないものだった

バウアーは5イニングを投げて9安打4失点を喫し、苦しいマウンド降りとなった

バウアーは、自身の持ち味である速球を150キロ以上に保ちつつ、チェンジアップやナックルカーブも効果的に使用した

しかし、残念なことに、いくつかのボールが高めに浮いてしまい、その結果外野へ運ばれることが多かった

これは、ピッチング理論において重要な要素である「ゾーンコントロール」(投球のコントロール技術)が崩れた証拠とも言える

試合後、DeNAの大原投手チーフコーチは、「今日の課題は怪我なく投げ終えること

バウアーを中心に据えた戦略と打者を意識したプランを統合することが今後の鍵」と語った

しかし、この日の成績は、2年前の2023年に年間でのみ見られた1試合における被安打数9以上を上回っている

これからのシーズンに向けた早急な改善が求められる

今回の試合は、バウアー選手にとって反省材料が多い出来栄えでした。オープン戦とはいえ、多くの安打を許したことは心配の種になります。しかし、大原コーチの言葉にもあるように、これからの改善に期待したいところです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球のシーズンが始まる前に行われる試合で、選手の調整やチームの戦力を確認する目的で実施される。
  • ゾーンコントロールとは?ピッチャーが投げるボールがどの位置に行くかをコントロールする能力で、高めや低めのコースを的確に狙うことが重要だ。

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