日本ハム、新庄監督が手応え感じるオープン戦勝利でシーズンへ自信
＜オープン戦：日本ハム7－4ヤクルト＞◇23日◇エスコンフィールド 強い日本ハムが新庄剛志監督（53）の指揮の下、オープン戦を単独1位で締めくくった対ヤクルト戦において逆転勝利を収め、今年度は10勝3敗3分けという成績でシーズンを迎える
過去3年間で選手たちに競争意識を植え付け、チーム全体のレベルアップを図った結果、誰がスタメンに入っても高水準のパフォーマンスを発揮する体制が整った
試合後、新庄監督は「よろちくび～」という言葉とともに笑顔で感想を述べ、チームの強さを称賛した
「逆転されても内心は同点に追いついて逆転する気持ちだった」と明かし、試合の流れを支配していた様子が伺えた
この試合でも8回に逆転を許したものの、直後に再逆転を果たした
新庄監督は、選手全員が意識を持ち続けることの重要性を強調し、過去の経験不足に苦しむ選手たちにも機会を与え、成長を促してきた
実際、調子を見極めて起用を行うことで選手たちに自信を与え、「チャンスは一瞬でつかむもの」という信念のもとで、競争意識が自然に芽生えている
開幕1番候補の水谷選手が左脇腹の違和感を訴え、出場が難しい状況にも関わらず、他の選手たちも活躍を見せた
五十幡選手が2安打1打点を記録し、若手選手たちも決勝点を挙げる活躍を見せ、開幕メンバー選定は「いい意味での悩み」をもたらしている
さらに、春季キャンプからアピールを続けた中継ぎの松岡選手が、初の開幕1軍入りの可能性が高い
指揮官は「この選手の活躍によって、2軍の選手たちにもチャンスがあると感じてもらえる」と述べ、チーム全体の士気を高める戦略について言及した
準備が整った日本ハムは、他球団からの研究もある中で、自信を持ってシーズンを迎える
新庄監督は「それを覆すのが自分の役目だ」と語り、優勝を目指す意志を明確に示している
新庄監督が指揮する日本ハムがオープン戦を単独1位で終え、選手たちの競争意識と全体のチーム力が向上していることを強調しています。このことで、開幕に向けた準備が整った様子が伺えます。監督の独特な采配や選手育成方針が実を結びつつあり、期待が高まります。
ネットの反応
コメントでは、新庄監督が選手たちの成長を喜びつつも、今後の戦いに向けての慎重さを強調する意見が多く寄せられました
特に、選手層の厚さや監督の指導法について評価されており、「選手層が厚くなり、見違えるほど強くなった」といった声もありました
また、新庄監督の哲学や采配の面白さが話題に上がり、ファンの期待が集まっています
ただし「慢心はやめてほしい」という意見もあり、結果がまだ伴っていないことから浮かれることへの警戒も見られました
他にも、ファームの選手たちにとってもチャンスの年であることや、選手間の競争が激化している様子が伝えられています
コメントからは、開幕戦への期待や今年のチームが持つ新たな戦力に対する期待感、新庄監督の指導に対する支持が感じられ、一方で公式戦に向けた挑戦と警戒心も強く表れています
ネットコメントを一部抜粋
若林がヒットを打った時には新庄監督も少し引いてたようなw
ほんと選手層は厚くなったし、見違えるほど強くなった。
慢心はやめて欲しい。まだ、何も結果は残していないので。
こういう選手は心から大事にしたい。松岡君が活躍することによって、2軍にいる選手たちも『俺たちもチャンスがある』ってわかると思う。
けどさ、よーく考えて見ると「新庄の奇策！奇襲！」とかそんな騒がれ方が当たり前だったあの頃。
キーワード解説
- 新庄監督とは？プロ野球チームの監督であり、また元プロ野球選手としても活躍した人物です。独自の采配や選手育成に定評があります。
- 逆転勝利とは？試合中に相手にリードされていたが、後半に逆転して勝利することを指します。この戦略が重要なのは、勝利に向けた選手の気持ちやチームワークに影響を与えるからです。
- 競争意識とは？各選手がレギュラーや出場機会を勝ち取るために、互いに切磋琢磨する意識のことです。これがチームのパフォーマンス向上につながります。
- 中継ぎとは？試合の中で先発投手とクローザーの間をつなぐ役割を持つピッチャーのこと。試合の流れを変える重要な役割を果たします。
