巨人、オープン戦最終戦で重大な戦力調整を実施
◆オープン戦 巨人1―2ロッテ(23日・東京ドーム) 巨人・阿部慎之助監督(46)がオープン戦最終戦のロッテ戦で“危機対応シフト”を発動した6回に通常一塁を守る岡本和真内野手(28)を、今季初めて左翼に配置したのだ
実は、21日の試合で右足を痛めた丸佳浩外野手(35)が「右大腿(だいたい)二頭筋筋損傷」と診断され、離脱が決定したためである
これは太ももの裏にある筋肉が損傷した状態で、選手にとっては非常に痛手だ
丸選手は主に中堅手として活躍する彼にとって、長期離脱はチームにとって痛手となる
オープン戦は7勝7敗2分けの成績で、22日に行われたロッテ戦でのアクシデントを受け、監督は臨機応変な対応を迫られた
岡本の左翼起用は、この日の試合では守備機会はなかったものの、「丸選手の離脱を受け、様々な事態を想定しての準備だ」と語った
昨シーズン、丸選手は138試合に出場し、打率2割7分8厘、14本塁打、45打点を記録するなど、チームの攻撃陣を支えてきた
今年の期待では、主に中堅を守る予定であった彼の不在が、チームの大型シフトを強いることとなった
試合後、若林選手が2安打と絶好調を見せ、開幕スタメンのために猛アピール
オープン戦打率3割7分5厘のオコエ選手も外野の候補として浮上している
岡本が複数ポジションをこなせるため、彼の打撃状態を見ながら、丸選手の穴を埋める選手を見極める必要がある
これまでのオープン戦の結果からは、若手選手の成長は期待外れと評価され、中山選手が唯一目立つ存在であった
「若手選手にもっと目立ってほしい」と選手指導の課題を監督は指摘したが、秋広、浅野選手らの活躍が求められる今、全員の力でこの危機を乗り越えなければならない
なお、吉川選手は前回の試合での負傷の影響はなく、28日の開幕戦には出場できる見込みである
今回の巨人のオープン戦での動きは、来るシーズンを見据えた危機管理とも言えるでしょう。選手の離脱が予想外の形で起こる中でも、チームは柔軟に選手の配置を変更していく必要があります。若手選手の奮闘にも期待が寄せられ、特に中山選手の成長が期待されます。このリーダーシップを発揮しながら、他の選手たちも挑戦し続けることが、チームとしての結束を強める鍵となるでしょう。
ネットの反応
巨人の丸選手が長期離脱することになり、阿部監督が岡本選手を今季初めてレフトに起用することを発表したことに対して、ファンたちはさまざまな意見を寄せています
コメントの中では、岡本選手を外野に使うことについて賛否が分かれていますが、他の選手をレフトやセンターに起用するアイデアも見られます
選手の負担や守備力に関する懸念もあり、特にベテランの丸選手をセンターで起用することが無理だったとの指摘が多く寄せられています
復帰時期については、丸選手が早くても交流戦から回復するのではないかとの意見も目立ちます
ネットコメントを一部抜粋
中山レフトにしてセンターオコエか若林、ライトどちらかの外国人さんじゃだめだろうか?無理だな…
岡本やらせなくても外野手なら代用効くでしょう。
復帰後はセンターを守らせることはないと思いたい。
丸の復帰は早くても交流戦ぐらいかな。
岡本はファースト固定が良いと思うが。
キーワード解説
- 選手離脱とは? 選手が怪我をしたり、何らかの理由で試合に出られなくなることを指します。
- 右大腿二頭筋筋損傷とは? 大腿部の後ろにある筋肉が損傷し、通常動くのが難しくなる状態です。
- オープン戦とは? プロ野球シーズンの前に行われる試合で、チームの調整や選手の実力を確認するために重要です。