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阪神・門別啓人がオープン戦で確かな成長を示す

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◆オープン戦 オリックス2―1阪神(23日・京セラD) 阪神・門別啓人投手(20)が、オープン戦を通じて自らの成長の跡を明確に示しました

門別投手は、この日、5回2/3を投げて7安打2失点に抑える成績を残しましたが、失点は全て失策に起因していることが特徴的でした

今春の実戦では、計25回2/3を無失点で終了しており、オープン戦の防御率は驚異の0・00を記録しています

この成績は、23年の平良(西武)以来の快挙であり、阪神では11年の久保投手以来となります

「以前はランナーを出してから気持ちで投げていたが、ミスの仕方が良くなった」と門別投手は自信を持って話しています

オリックス戦では、失点後の初回に1死一塁の場面でオリバレスを三ゴロ併殺に仕留めるなど、計3つの併殺を奪う活躍をしました

しかし、この日のパフォーマンスは本調子ではなかったものの、「甘く入るのではなく厳しいところに投げられた」と彼自身の成長を実感したようです

今回の登板前には喜ばしいニュースが届きました

母校である東海大札幌が、甲子園で10年ぶりに勝利を収めたのです

門別投手は試合開始前に球場に入り、その victoriousな瞬間を画面越しに見守りながら、マウンドに向かったといいます

また、センバツ出場を記念して、現プロ野球選手のOBである日本ハム・伏見選手と共同でスローボールマシンを発注し、後輩たちを刺激したいとの考えも持っています

「次も勝ってほしい」と、後輩へのエールも忘れません

阪神チームはオープン戦を通じて3勝5敗4分けという結果で、このままでは3年連続の負け越しとなってしまいます

しかし、V奪還への準備は着実に進行しています

メジャー球団とのプレシーズンゲームでは、佐藤輝選手の右翼起用などもテストされ、若手選手たちの台頭も目立ちます

藤川監督は、「開幕日が一番いい状態ではなく、最後に一番いい形を迎えることを考えている

非常にいい準備ができた」と手応えを述べています

門別は「開幕3戦目の30日・広島戦(マツダ)」に先発予定であり、中6日で「4月6日の巨人戦(東京D)」に臨む見通しです

プロとして未勝利の20歳左腕が、その飛躍の時を迎える瞬間が近づいています

阪神・門別啓人投手の成長は、チームにとって非常に喜ばしいニュースです。特にオープン戦での彼の防御率が驚異的で、失点が失策絡みに過ぎないのは、彼の実力の証拠です。まだ若い選手でありながら、チームを引っ張る存在に成長する可能性を感じさせます。今後の試合でもそのパフォーマンスがどのように発展するかが楽しみです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?プロ野球におけるオープン戦は、公式戦前の調整を目的とした試合です。各チームが新戦力のテストや戦術の確認を行います。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えられるかを示す指標で、試合での自責点をイニング数で割った数値です。数値が低いほど、投手の成績が良いことを示します。
  • 併殺とは?一度のプレイで二人の走者をアウトにすることを指します。野球における守備の見せ場の一つで、投手や内野手にとっては非常に価値のあるプレイです。
  • 失策とは?守備側が本来アウトにすべきプレイでミスを犯した結果、走者が進塁することを指します。例えばボールを取り損ねたり、悪送球をすることが含まれます。

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