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阪神・門別がオープン戦防御率1位を確定、プロ初勝利に向けた期待高まる

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阪神・門別がオープン戦防御率1位を確定、プロ初勝利に向けた期待高まる

2025年3月23日、京セラドームにて行われたオープン戦で、阪神タイガースの門別啓人投手(20)がオリックスとの対戦に先発

5回2/3を投げて7安打2失点(自責0)という成績を収め、防御率1位を確定させた

これにより、門別は今春のオープン戦で計7試合、25回2/3を投げ、結果的に防御率0・00という素晴らしい成績を残した

オープン戦の規定投球回到達者で高卒左腕の防御率0・00は門別が初であり、その存在感を示した

初回には無死三塁から先制の中犠飛を与えたものの、以降は打たせて取る投球を続け、危機をしっかりと乗り越えた

特に初回のピンチでオリバレスを高めの直球で三ゴロ併殺に仕留めたシーンが印象深い

試合終了後、彼は「点数が入っても、しっかり落ち着いて投げられた」と振り返り、その成長を実感した様子だった

また、打席では一瞬三振の勘違いをする場面も見られたが、これも若さの証といえる

藤川監督も彼のピッチングを高く評価し、「良いところでゴロを打たせて併殺を取れていた」と称賛した

阪神でオープン戦防御率1位に輝いたのは11年の久保康友以来のことで、左腕では08年の岩田稔以来となる

6年目の江夏豊が防御率0・00を達成した72年から長い歴史の中で、今季の門別はその名を歴史に刻むことになるか期待がかかる

次回は30日の広島戦に登板予定で、そこではプロ初勝利を狙う

この日の試合後、母校・東海大札幌の勝利を祝福しつつ、次の試合に向けてしっかりと準備を進める姿勢を見せた

阪神の門別投手がオープン戦において素晴らしい成績を収め、防御率1位を確定したことは注目に値します。特に高卒左腕として無失点を維持したのは、若手選手への希望を感じさせるもので、今後のシーズンに期待が高まります。特に投手としての成長と課題克服が見られ、これからが楽しみです。
キーワード解説

  • オープン戦とは?オープン戦は、プロ野球シーズンに先立って行われる試合であり、チームが本番に向けて選手の調整や戦力の評価をするための重要な機会です。
  • 防御率とは?防御率は、投手の成績を示す指標で、投手が9イニング(1試合)で許した自責点の平均値を表します。数字が低いほど投手のパフォーマンスが良いことを意味します。
  • 規定投球回とは?規定投球回は、シーズン中に投手が真の成績を評価されるために必要な投球回数のことで、通常は145イニング以上で、その成績をもとに様々なタイトルが決まります。

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