ソフトバンク、オープン戦を勝ち越すもスタメン構想を見直し
◇オープン戦 ソフトバンク3―1広島（2025年3月23日 マツダ）ソフトバンクホークスは、2025年のオープン戦を終え、広島東洋カープに3―1で勝利を収め、全日程を終了しました
総合成績は9勝6敗3分けで勝ち越しを記録しましたが、チームの小久保裕紀監督（53）は開幕スタメンの見直しを宣言しました
監督は特に右脇腹の痛みで戦列を離れた栗原陵矢内野手（28）の代役として起用された正木智也外野手（25）の打撃成績が1割台に終わったことに触れ、外野陣のパフォーマンス不足を嘆きました
開幕を5日後に控え、監督はレギュラー選手の選考を再考すると発表
「代役として期待していた正木は、バントでも失敗が目立つなど課題が多い
状態の良い選手を2軍から呼ぶことも考慮する」と述べ、選手たちへの厳しい選考基準を示しました
正木選手は、「悪くはないが、まだ自信を持てていない部分がある」と前向きな言葉を残しましたが、監督は冷静な姿勢を崩しませんでした
また、柳町選手についても2軍行きを命じ、「今年も開幕1軍を逃してしまったのは実力不足」と厳しいコメントを残しました
1番から4番はすでに確定しているものの、5番以降の選択肢を再考する必要があり、背番号3桁の選手たちの活躍にも期待が寄せられています
さらに、牧原大選手がセカンドから中堅に移り、外野手としての新たな役割に挑戦しています
中村選手も代打専任からDHへの起用を通じて、ベテランとしての価値を証明しました
監督は「勝ち続けるためには妥協しない」と最後に強調しました
今回のソフトバンクのオープン戦における結果とその後の監督の発言は、選手たちへの強いプレッシャーを示しています。特に若手選手には厳しい現実が突き出され、実力不足が露呈したことで今後の成長が期待されます。競争が激化する現状は、チーム全体の強化にもつながるでしょう。
ネットの反応
ソフトバンクの小久保監督が、開幕に向けた選手のアピール不足を嘆き、スタメンの見直しを検討していることに関して、多くのファンから意見が寄せられました
コメントでは、選手層の厚さが若手の育成を妨げているとの声が上がり、常勝チームの維持が難しいという現実が指摘されています
また、緊急補強の必要性を訴える意見も見受けられました
具体的には、ダウンズ選手に期待が寄せられる一方で、若手選手の育成が課題とされています
柳町選手や正木選手に対する厳しい視線もあり、特に小久保監督の選手起用に対する姿勢についての批判が目立ちました
選手の特性を無視した起用や平等性の欠如が、選手のやる気を削いでいると感じるファンも多くいます
また、選手たちが他球団から引き抜かれる可能性を高めるためには、しっかりとした成績を残さなければならないという厳しい現実も示唆されています
開幕前のオープン戦では不調にあえぐ選手が多く、監督の嘆きの背景には、昨年活躍した選手が期待に応えられない現状があることが伺えます
選手起用や発破のかけ方について、より良いコミュニケーションが求められる中で、果たして小久保監督がどのようなスタメンを考えるのか、多くのファンが注目しています
ネットコメントを一部抜粋
生え抜きが育たない環境だからしゃない
選手層の厚みが逆に若手が育たない理由って言われていますよね。
これじゃハムに打線で圧倒されるだろうな。。
正木は去年良くても1年経てば相当研究されてしまいますね。
オープン戦では不調だが開幕して活躍できそうな選手を選ばなきゃですね。
キーワード解説
- オープン戦とは？プロ野球におけるオープン戦は、シーズン前に行われる試合で、チームの戦力や選手の調子を見るための大切な機会です。
- スタメンとは？スタートメンバー、略してスタメンは、その試合の最初から出場する選手たちを指します。チームの戦略において重要な役割を果たします。
- 支配下登録とは？支配下登録は育成選手が正式に1軍の選手として登録されることを指し、選手がチームにおいて一軍の一員として認められることを意味します。
- バントとは？バントは、打者がバットでボールを軽く当てて塁に進む作戦で、状況に応じて得点を狙うための戦術の一つです。
