藤川監督が新井監督に“内角攻め”を警告、セ・リーグ監督座談会でのやりとりが話題に
阪神タイガースの藤川球児監督が、3月23日に放送されたNHKの「サンデースポーツ」に出演し、今シーズンの開幕に向けたセ・リーグの各球団監督たちと座談会を行いましたその中で、28日の開幕戦で対戦する広島東洋カープの新井貴浩監督に対し、内角攻めに対する警告を発しました
藤川監督は「一番警戒する投手陣はこのチーム!」という質問に対し、「広島」と即答しました
昨シーズンのデータを基に、広島球団が阪神のバッター陣に対して厳しい内角攻めを行なったことを挙げました
実際、昨季の被死球数はなんと15という数字があり、選手たちがケガをする可能性があることに警戒していると語りました
この発言に対し、新井監督は「あのー、ですね」と言葉を詰まらせ、「優しくしてくれますか?」と尋ねました
それに対して藤川監督は、「やっぱり勝負ですから
そこは厳しく、良い打者が多いですから」と応じましたが、最後には「バッテリーコーチには『全部外に行け』と言っておきます」と笑いを誘いました
このやりとりはネット上でも注目を集め、X(旧ツイッター)では「バッチバチやん」「火の玉ストレート放っててウケる」「タジタジ新井監督」といったコメントが続出しました
藤川監督の直球な発言に対してファンたちも大いに楽しんでいるようです
藤川監督と新井監督のやりとりは、今シーズンの開幕へ向けた緊張感を感じさせるものでした。特に、内角攻めに関する言及は、昨季の結果を踏まえたもので、選手たちの健康や安全に対する監督の真剣な姿勢を表しています。また、このようなやりとりがファンの間での盛り上がりを生むことは、プロスポーツにおけるエンターテイメント性を強調する良い例とも言えるでしょう。
ネットの反応
阪神タイガースの藤川監督がセ・リーグ監督座談会で、広島カープからの死球が多いことについてユーモアを交えて指摘したことが話題となっています
この座談会の様子についてのコメントでは、藤川監督の軽やかなしゃべりと他の監督たちとの楽しいやり取りが評価されています
特に新井監督の返しも好評で、全体的に和やかな雰囲気だったようです
コメントの中には、高津監督が最年長であることに喜ぶ声もあり、監督たちの若さに期待を寄せるファンも見られました
ネットコメントを一部抜粋
藤川監督のブッコミもオモロいし、新井監督の返しもオモロい。
広島なのか。
本音を隠した回答で、かつ、ユーモアを交えて苦言を呈するという素晴らしい回答でしたね。
内角を攻めないと投手は苦しい。ただ当てるのは別の話。
毎年阪神の打者はボッコボッコ当てられ、逆に阪神の投手の与死球数はリーグでも少ない方だ。
キーワード解説
- 被死球とは?:被死球とは、投手が投げたボールがバッターに当たることを指します。これによりバッターは出塁することができ、試合においては非常に重要な要素となります。
- 内角攻めとは?:内角攻めとは、ピッチャーが打者のバッティングゾーンの内側、すなわち体に近い場所へ投球する戦略を指します。これによって、打者はボールを避けるのが難しくなり、試合の展開を有利に進める狙いがあります。