ソフトバンク・大友がウエスタン・リーグで初安打、正捕手争いが激化

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◆ウエスタン・リーグ ソフトバンク2―1くふうハヤテ(23日、タマスタ筑後) 福岡ソフトバンクホークスの育成ドラフト3位ルーキー、大友宗捕手(25)が自らの目標である支配下選手登録に向け、重要な経験を積んだ

大友選手は、強肩や強打を兼ね備えた大型捕手として多くの期待を寄せられており、試合では「9番捕手」として先発出場

3回には初球の144キロの直球を捉え、左翼線への二塁打を放つことに成功した

これが彼のウエスタンリーグでの初安打となり、「軸足にしっかり乗ってスイングすることを意識し、それができた

1本出てほっとした」と振り返った

この日の試合では、先発投手の東浜巨選手とバッテリーを組み、彼の重要な登板を意識しながらコミュニケーションを図って臨んだ

大友選手は試合前に東浜選手の登板映像を復習し、「気持ちよく投げてもらえるよう準備した」とし、投手の良さを引き出す捕手の役割をしっかり認識していた

これに対し、東浜選手は「自分を引き出すリードをしてくれた」と感謝の意を表した

しかし、今季は甲斐拓也選手の巨人へのFA移籍に伴い、真剣な正捕手争いが繰り広げられている

オープン戦がこの日で終了したことに伴い、嶺井博希選手が2軍降格となり、開幕を前にしての状況はより厳しくなる見込みだ

その中で育成選手としての大友選手には、結果を残すことでチャンスが広がる可能性がある

大友選手は、「投手の良さを引き出すのが捕手の仕事

コミュニケーションを取りながら、バッテリーとして抑えていくことが重要」と語り、今後の成長に向けた姿勢を見せた

今回の大友選手の初安打は、育成選手としての彼の自信を深める重要な一歩だと言える。特に、投手との嘱託を果たすことが求められる捕手としての役割を意識し、緊張感の中でも自らのスタイルを貫こうとする姿勢が素晴らしい。今後のチャンスに向けて期待が高まる。
キーワード解説

  • 支配下選手登録とは? 支配下選手とは、球団と契約を結び、1軍や2軍でプレーすることができるプロ野球選手のことを指します。
  • 直球とは? 直球は、投手が投げる最も基本的な球種の一つで、速さが魅力の球で、特に打者に対してインパクトを与える重要な球です。
  • コミュニケーションとは? スポーツにおいては、選手間の情報交換や意思疎通を意味し、チームワークを高めるために非常に重要な要素です。

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