番組のテーマは「移籍」に関するものであり、和田氏はポスティングシステムの廃止を提案し、議論のきっかけを提供しました
今回の放送には、元西武エースで監督、GMを歴任した渡辺久信氏(59)、元メジャーリーガーでオリックス2軍監督を経た田口壮氏(55)、タレントの伊集院光(57)、MLB評論家のAKI猪瀬氏(54)といった多彩なメンバーが集まりました
ポスティングシステムとは、メジャーリーグに移籍したい選手が日本の球団が設定した移籍金を支払うことにより、選手が球団と契約を結ぶことができる制度です
しかし、近年このシステムを利用する際に、選手がネガティブなイメージを持たれることが増えています
これに対し和田氏は、「ポスティングをやめれば良い」と断言し、選手間や球団間に存在する「格差」を問題視しました
良い選手がメジャーに行く際のルールとしてFA(フリーエージェント)を適用すれば、全選手が同じ条件で移籍することが可能だと述べています
FAとは、選手が所属する球団との契約が満了した後に、他球団と交渉し自由に移籍できる制度を指します
この提言は、移籍の公平性を保つだけでなく、ファンにとっても理解しやすいルールとなることが期待されます
和田氏のポスティングシステム廃止提言は、選手の移籍を巡る問題に新たな視点を提供する内容でした。この制度が選手に及ぼすネガティブな影響について、球団間の格差を縮める方法としてFAの導入を奨励する意見には、多くの野球ファンにとっても興味深い議論となるでしょう。
ネットの反応
和田一浩氏が「ポスティングやめてしまえばいいのに」と発言したことに対し、コメント欄では様々な意見が交わされています
多くのコメントは、ポスティング制度の廃止を支持しつつも、現在のFA制度の在り方についての改善を求める内容が目立ちます
特にFA取得の期間短縮を求める意見があり、一部のコメントでは、大卒選手が5年、高卒選手が7年でFA権を獲得できるようにすべきだと提案されています
これにより、選手はより早く希望するチームに移籍できる可能性が高まると見られています
また、ポスティング制度の存在は選手にとって公平性を欠くものとなり、球団によって移籍可能な選手とそうでない選手がいることが不公平感を生むと指摘されています
更に、ポスティングを廃止した場合、選手たちがアメリカのマイナーリーグや大学に直に行くことが増えるのではないかという懸念も示されています
一方で、ポスティング制度を改正すべきだという声もあり、現状のルールには問題が多いとされています
このように、ポスティング制度に関わる意見は賛成・反対の両方があり、選手の権利や公平性について多くの人が関心を持っていることが伺えます
ネットコメントを一部抜粋
であればFAにも取得期間短縮など変更が求められる
まあそれもありかもね。
ポスティングを認めているチームと、ホークスのように認めていないチームがある。
ポスティングを止めるのなら、FA取得までの期間短縮が必要になると思う。
ドラフトなんてそもそも運。
キーワード解説
- ポスティングシステムとは?
- FA(フリーエージェント)とは?