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西武、育成選手2名と支配下契約を締結

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プロ野球の埼玉西武ライオンズは、2025年3月25日、育成選手の黒木優太投手および仲田慶介選手と支配下選手契約を締結したと発表しました

支配下選手とは、球団が公式に契約して選手名簿に登録された選手を指し、これにより両選手は一軍での出場機会が期待されることになります

黒木優太投手は、プロ9年目を迎える30歳で、2017年にオリックス・バファローズからデビューしました

デビューイヤーには55試合に登板し、6勝3敗、防御率4.22、25ホールド2セーブを記録するなど、リリーフ投手として活躍を見せました

しかし、2019年にはトミー・ジョン手術を受け、約3年以上の間一軍の試合に出場することはできませんでした

昨オフには、吉田輝星投手とのトレードで北海道日本ハムファイターズに移籍し、2試合の登板にとどまり、シーズン終了後には戦力外通告を受けました

しかし、西武と育成契約を結び、その後のオープン戦において5回1安打無失点と素晴らしい成果を上げ、支配下登録を勝ち取りました

この日、黒木投手は球団を通じて「すぐに開幕なので気を引き締めていきたい」とのコメントを発表し、意気込みを示しました

仲田慶介選手は、25歳のプロ4年目で、福岡ソフトバンクホークスから育成14位で入団

3年目の昨季には支配下登録を勝ち取りましたが、主に守備固めでの起用が中心で、打撃面では14打数3安打と振るわず、シーズン終了後に戦力外通告を受けました

西武に入団後、春季キャンプでの練習試合では古巣相手に4安打2打点を記録し、期待が高まっていました

この日、仲田選手も支配下登録を確定し、「ここからがスタートだと思う」と新シーズンへの意気込みを語りました

このニュースは、プロ野球界での選手の成長と挑戦を象徴するものです。黒木投手や仲田選手がそれぞれの道を歩みながら、再びチャンスをつかむ姿は、多くのファンに勇気を与えるでしょう。彼らの活躍が新シーズンに期待されます。
キーワード解説

  • 支配下選手とは?:プロ野球において、球団が公式に契約して選手名簿に登録された選手を指し、一軍での出場機会が与えられます。
  • トミー・ジョン手術とは?:肘の靭帯を修復する手術で、特に野球選手に多く行われています。この手術を受けた選手は、回復には時間がかかります。

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