これにより、次のステージでの戦いが期待されます
健大高崎が連覇に向けて好発進
史上4校目の連覇を狙う健大高崎(群馬)は、花巻東(岩手)との対戦で9-1という大差で勝利しましたこの試合では、エース右腕の石垣元気(3年)が8回から登板し、センバツ最速記録を2キロ更新する155キロを計測しました
「センバツ最速」というのは、高校野球の大会において投手が投げる球速の記録を指します
石垣選手は、その実力を見せつけ、チームとしても優勝した2024年から8連勝を達成しました
横浜が逆転勝利で19年ぶりの4強入り
横浜(神奈川)は西日本短大付(福岡)との試合において5-1で逆転勝ちを収めました特に注目されたのは、6回に登板したエース左腕の奥村頼人(3年)の圧巻の投球です
彼は3者連続三振を奪い、流れを一気に引き寄せました
この勝利により、横浜は19年ぶりに4強へと進出しました
智弁和歌山と浦和実の快進撃
智弁和歌山(和歌山)は、昨秋の明治神宮大会準Vの広島商に7-0で勝利これにより2018年以来、7年ぶりの4強入りを果たしました
さらに、初出場の浦和実(埼玉)は、聖光学院(福島)を12-4で制し、初めての4強入りを達成しました
浦和実の試合では、7回以降にエース左腕の石戸颯汰(3年)が好投し、延長戦へと突入
タイブレークでは、バント安打で無死満塁となり、7番の橋口拓真遊撃手(3年)の適時打によって勝ち越し、続く8番の深谷知希二塁手(3年)による三塁打で試合を決定づけました
準決勝の展望
27日の休養日を挟み、28日の準決勝は以下の対戦が行われることが決定しました:試合時間 | 対戦カード |
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11:00 | 健大高崎 vs 横浜 |
13:30 | 智弁和歌山 vs 浦和実 |
キーワード解説
- センバツ高校野球大会とは?高校野球の春の全国大会で、全国から選ばれた強豪校が甲子園で戦う大会のこと。
- エース右腕・石垣元気とは?健大高崎の投手であり、155キロの球速で相手打線を抑える力を持つ選手。
- タイブレークとは?延長戦で点数が同点の場合に行われる特別ルールで、特定の条件下で始まる試合方式。