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楽天・宗山、デビュー戦で同点打の活躍

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◇28日 オリックス3x―2楽天(京セラドーム大阪) 楽天のドラフト1位新人、宗山塁内野手がプロ初登板において、鮮やかな同点打を挙げ、チームに希望をもたらした

試合は9回表、1死三塁という絶好の場面で打席に立った宗山選手が、オリックスの2番手ピッチャー・マチャドの初球を見事に捉えた

この時投じられた球は外角低めのチェンジアップであり、球速や軌道が難しいピッチャーとの対戦の中で、特に注目された

「打てる球は何球もきてくれないので、初球から逃してはいけないという思いで打席に立った

」と、大事な場面での心構えを語る宗山選手

結果、プロ4打席目にして初安打、初打点、さらには初適時打を同時に記録した

彼の活躍は、オリックスの宮城投手の完全投球を消す結果となったが、その成績とは裏腹に、初めは彼を苦しめた

初打席から3打席連続で凡退する苦しい展開が続き、特に1回にはスライダーで空振り三振に倒れ、彼自身も「真っすぐとの球速さがある分、余計に崩された」と苦しさを明かした

しかし、京セラドーム大阪という思い出の地で、プロとしての第一歩を刻むことができたこの日は、過去の怪我を乗り越えた証のような試合でもあった

彼は明治大学時代、野球日本代表『侍ジャパン』にも選ばれた選手であり、昨年この地で行われた強化試合には怪我で参加できず、悔しい思いを持っていた

「けがしたときにプレーできるうれしさを一番感じた」と語った宗山選手は、今後の活躍が期待される

昨秋のドラフトでは5球団が競合したスーパールーキーであり、今後もプレッシャーに耐えつつ、その向上心を保ち続けることが求められる

持ち前の勝負強さで、次回はぜひともチームを勝利に導く活躍を見せてほしい

楽天の宗山選手がプロデビュー戦で魅せた同点打は、多くのファンに希望を与えました。これからの成長が楽しみです。特に強いプレッシャーの中で結果を残した点は、今後のプロ生活において非常にポジティブになります。彼の持つ向上心が、さらなる成長を促すでしょう。
キーワード解説

  • ドラフト1位とは?:プロ野球のドラフトとは、各球団が選手を指名して契約できる制度で、1位指名は特に注目される。
  • チェンジアップとは?:野球の投球術の一種で、投球時の球速を落とすことで打者を欺く投球。
  • 安打とは?:打者がヒットを打った際に得る成功のことで、出塁率や打率の評価に欠かせない概念。

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