東は自主トレから試みた新しい投球フォームがうまくいかず、オープン戦では初の実戦から2試合で合計6失点を喫するなど、調整には苦しんでいた
それでも、シーズン開幕戦前には自らフォームを修正し、リリースポイント(ボールを投げる際の手の位置を指す)の位置を下げることで、安定感を取り戻した
この試合においても、7回を投げてわずか4安打、無失点という圧巻の投球を見せ、相手チームに三塁を踏ませない貫禄を示した
大原コーチは「3回以降は素晴らしい力感とバランスが見られ、これが続けば問題ないと思います
投球フォームのバランスに関しては、最終的には本人が答えを出すもの
しっかりと修正してきたことは素晴らしい」と称賛した
試合当初の1回には高めに外れるボールが多く見受けられたが、大原コーチは「昨年にはなかった高低のバラつきが見られ、キャンプ中のライブBPから気になっていた
ただ、急に良くなるわけではないが、全体的には良い方向に向かっていると思います」と評価を付け加えた
東投手は新たなフォーム調整を行い、試合でのパフォーマンスが見事に向上しました。これは選手自身の努力だけでなく、コーチの指導も大きな要因でしょう。投球の迷いや不安を乗り越えて、安定した投球を披露したことは、今後のシーズンに向けての期待感を高めます。
キーワード解説
- リリースポイントとは?ボールを投げる際に手がどこでボールを離れるかを意味し、投球の精度や球質に大きな影響を与える重要な要素です。
- フォームとは?投手がボールを投げる際の身体の動きや姿勢を指し、正しいフォームがなければ球の速度や制球力が低下する可能性があります。
- 三塁とは?野球のフィールドにある三つ目の塁のことを指し、走者がこの塁を踏むことはチームの得点に直結するため重要です。