この試合では、開幕戦としては最大で5点差を逆転するという刺激的な展開が繰り広げられた
試合のハイライトとなったのは、ソフトバンクからFAで加入した甲斐拓也捕手(32)の活躍だ
甲斐はこの試合で3安打を記録し、まさに猛打賞のパフォーマンスを見せた
9回裏、3点を追う場面で打席に立った甲斐は、自らの中前打で出塁
その後の攻撃で、若林の適時打でホームに生還し、さらに吉川の2点適時打で試合を同点に持ち込んだ
試合は延長10回に突入したが、甲斐は再び先頭打者として登場し、ヤクルトの清水から中前打を放った
バッティングを生かし、代走の増田大が送られ、2死二塁から若林がサヨナラ打を決めた
試合後、阿部慎之助監督(46)は「甲斐の出塁がチームに『あきらめない姿勢』を伝えた逆転劇だと思います」とチームの士気を高めた甲斐を称賛した
一方で、先発の戸郷は5回で4失点を喫し、打線は1回無死二、三塁のチャンスを逃した
阿部監督が信頼を寄せた坂本勇人内野手(36)も、2度の併殺を含む5打数無安打に終わるなど、打線全体が7回までに5点のリードを奪われる展開に
しかし、甲斐の一打がチームに勢いを与えたことは間違いなく、開幕戦勝利の鍵となった
この試合は、逆境からの見事な逆転劇が印象的だった。特に甲斐選手の活躍は、新加入選手がチームに与える影響の大きさを示している。選手たちがあきらめずに戦う姿勢は、今後のシーズンへの希望を与えるものである。
ネットの反応
新加入の甲斐拓也選手が、巨人軍の拙攻に苦しむ中でサヨナラ勝利を導いたことを受けて、コメントが多く寄せられました
多くのファンが甲斐選手のバッティングやゲームへの取り組み姿勢を称賛しており、特に「移籍しての初戦、なんとしても勝ちたいという気持ちが伝わりました」といった感想からは、彼の強い意志が感じられます
また、甲斐選手の打撃に対する期待の声も目立ち、「打率は高くないがヤマを張って大きいの打ったり、ここぞというときに集中力を発揮する」と評価する意見がありました
これにより、彼が持つ捕手としての特性、特に勝負強さに対する期待が高まっています
一方、今後の選手起用に関する意見も多く寄せられました
「大城と併用して欲しい」といった声や、「甲斐の存在が大城のポジションに影響するのでは」との懸念も見受けられました
これには、選手の育成や起用法についてのファンの関心が表れています
さらに、対戦相手であるソフトバンクについての見方もあり、「今年は苦戦するかもしれない」との声があり、甲斐選手の移籍が今後のチーム状況に影響を与える可能性が示唆されています
他にも、甲斐選手の捕手としてのスキルについて、「挟殺プレーの上手さ」や「ブロッキング技術」が注目されており、その働きがチーム全体にポジティブな影響を与える期待が示されています
このように、甲斐選手の活躍に対する期待や今後のチーム戦力に対するファンの関心が反映されたコメントが多く寄せられています
ネットコメントを一部抜粋
とはいえ大城と併用して欲しいな。
素晴らしい勝ちだった
打率は高くないがヤマを張った。
流石にソフトバンクでレギュラー張ってた選手。
甲斐選手が勝負強い打撃をするとは思いませんでした。
キーワード解説
- FAとは?プロフェッショナル・アスリートが他チームへ移籍することを意味する。
- サヨナラ勝利とは?試合の最後のイニングで同点から勝ち越し、試合を終えることを指す。
- 猛打賞とは?試合で3安打以上を打った選手に与えられる称賛。