初の登板では大苦戦を強いられ、2月20日に行われたロッテとの練習試合では、2回7安打7失点を喫したものの、その経験から得た教訓を活かして自らの投球スタイルを見直したと述べました
「試したいことを試せて、順調に来ています」という大貫選手は、特に投球時のコントロールの重要性に触れ、「ゾーンに集め過ぎてはいけない」と感じたことを強調しました
投球ゾーンとは、打者に対してボールが通るエリアのことで、ここを意識することで相手バッターに対する心理的な駆け引きが生まれるといいます
これを踏まえ、春季リーグ戦のオープン戦では、現在までに3試合を投げ、12回無失点という成績を収めています
また、大貫選手はチーム内の競争の激しさについても言及しました
「若手にも素晴らしいピッチャーがたくさんいるため、競争は厳しい」としつつも、それがチーム全体のレベルアップにつながると前向きな姿勢を示しました
リーグ優勝という大きな目標に向けて、彼はローテーション入りを目指し、「約束された立場ではないので、勝ち取れるようにしたい」と強い意気込みを見せています
大貫晋一選手のコメントから、彼の成長する姿勢やチームへの意欲が伝わってきます。特に、失敗から学び、調整していくプロフェッショナルな態度は、今後のシーズンでの活躍を期待させるものです。投手間の競争がチーム全体に良い影響を与えることも重要で、チーム力向上の鍵になっています。彼が今後どのような成果を残すのか、注目が集まります。
キーワード解説
- 春季キャンプとは?春季キャンプは、プロ野球選手がシーズンを前にして技術や体力を向上させるための練習期間です。
- 投球ゾーンとは?投球ゾーンは、投手がボールを投げる際にターゲットにするエリアで、ここを意識することでバッターの反応をコントロールします。
- ローテーションとは?ローテーションは、先発ピッチャーを回す順番のことです。各選手がその順番に従って試合に登板します。