延長10回の激闘で、ソフトバンクはついに予定の戦いを終えた
近藤健介が中飛に倒れ、試合はソフトバンクの本拠地であるみずほペイペイドームにため息を運んだ
この結果、ソフトバンクは前身のダイエー時代以来、実に33年ぶりの開幕2連敗を喫した
球団設立20周年を迎えたソフトバンクにとって、この屈辱は特に痛いものとなった
小久保監督は試合後、「(柳田の)3ラン返しまでは良かったけどね」とつぶやいたが、その心中は複雑だった
試合のハイライト
5回に大関友久が岡大海に勝ち越し3ランを浴びた際、柳田悠岐が右翼テラス席へ逆転の1号3ランを放ち、観客の興奮は最高潮に達したしかし、直後の2番手の杉山一樹がソトに同点ソロを浴び、試合は再び振り出しに戻った
投手陣の奮闘と課題
試合中、ソフトバンクの打線は2番手の高野脩に対して六回からの2イニングを完全に抑えられた「高野の時に走者を出せなかったところがポイントだ」と小久保監督は敗因を分析した
28日の開幕戦でもロッテが継投策に入った五回以降は1点しか奪えず、強力な救援陣に2戦連続で苦しむ展開だった
決勝点を許した延長戦
延長10回では藤井皓哉が決勝点を許し、勝ちパターンの投手が崩れる悔しい結果につながったしかし、小久保監督は「(勝ちパターンの)中継ぎが尾形以外は投げられたから良かった」と前向きな要素も見出した
歴史的な開幕2連敗
本拠地での開幕2連敗は51年ぶりであり、前身の南海時代に大阪球場で近鉄に喫した1974年にまで遡るこの試合結果は、翌日の新加入上沢の先発に大きなプレッシャーを与えることとなった
「絶対に3連敗だけは避けたい」と小久保監督は力強く語った
今回の試合はソフトバンクにとって非常に苦しい結果となった。特に、開幕2連敗は長い歴史の中でも記憶に残る屈辱だ。その中でも小久保監督が冷静に前向きな発言をしている点は、今後の戦いへの希望を感じさせるものです。新加入の選手が次の試合で期待に応えられるか注目です。
ネットの反応
ソフトバンクが昨シーズンのチャンピオンとして迎えた今季の開幕戦で、まさかの2連敗を喫しました
この結果は、51年ぶりに本拠地での開幕2連敗となったことからも、その衝撃は大きいです
コメントでは、選手の不在に対する懸念が多く寄せられました
特に、主力捕手・甲斐選手の移籍や再度の怪我を抱える栗原選手が戦力ダウンを招いているとの声があります
これにより、チーム全体のパフォーマンスが影響を受けていると感じるファンがいるようです
また、投手陣の失投をマリーンズ打線にしっかりと捉えられている点も問題視されており、打線の奮闘が必要との意見が見られました
さらに、首脳陣の采配にも疑問が投げかけられており、本当に必要とされる場面で適切な判断を下せていないとの指摘があります
ファンの中には「まだ開幕したばかり」と楽観視する声もあがっており、シーズン全体を見据えた冷静な応援の姿勢が窺えます
しかし、連敗を重ねていくことで今後の試合に対する不安感は広がります
特に、他の球団が若手選手を育成している中で、ソフトバンクが今後どう対応していくのかが注目されています
開幕2連敗という結果は決して軽視できないものですが、まだまだシーズンの始まりであるため、選手たちのパフォーマンス向上に期待しているファンも多いです
明日の試合では、連敗を止めるためにもチーム全体が一丸となって戦ってほしいという気持ちが強い状況です
ネットコメントを一部抜粋
ロッテは去年はお得意様になったかもだが
まだ2試合だけだが甲斐がいなくなったのは大きいと感じる。
まさかではなく必然です。
たった2試合だけど、捕手ってそうとう影響力高いんだね
明日負けたら開幕ダッシュは難しくなるかも?三連敗だけは阻止したいですね。
キーワード解説
- 開幕戦とは? それぞれのシーズンの初めに行われる試合で、そのシーズンの行方を占う大事な戦いのこと。
- 中継ぎとは? 試合中に先発投手が降板した後に登板する投手のことで、試合の流れを変える重要な役割を果たす。
- ソトとは? プロ野球選手であり、強力な打撃力を持つ外野手で、チームにとって重要な得点源となる選手のこと。