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中日・金丸夢斗がプロ初登板で堂々のピッチング、怪我からの復帰を果たす

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◆ウエスタン・リーグ 中日1―0広島(29日・ナゴヤ) 昨年のドラフトで4球団が競合した中日・金丸夢斗投手(22)=関大=が29日、ウエスタン・リーグの広島戦(ナゴヤドーム)でプロ初登板を果たした

注目された金丸は、1―0の8回に登板し、見事に1イニングを3者凡退に抑え、さらには1奪三振を記録した

金丸投手は、昨年5月に腰を痛めたことにより、慎重な調整を続けていたが、この日の登板では最速150キロを2度計測する堂々の投球を見せた

これまでのリハビリと実戦での経験が、彼の自信に繋がっていることが窺える

今後は2軍戦でイニング数を増やしながら、さらに状態を上げていく予定だ

プロ初登板を終えた心境

金丸はプロ初登板について、「久々の実戦で少し緊張したが、腕もしっかり振れて安心した

自分の思うような球を投げられたのでとても楽しかった」と述べた

さらに、この日の投球に対して、「70点」と自己評価した

迷いなく真っすぐを投げられたことで、今の状態でも通用する手応えを感じたという

リハビリの成果と今後の抱負

金丸は、関大での最終登板以来、実戦に立つのが158日ぶりであったため、「ここまで長かったが、無事にこの日を迎えられた」と言い、満ち足りた様子を見せた

また、両親が彼の投球を見守ったことに感謝し、「久しぶりに投げる姿が見られて楽しみだった」との言葉からも、家族の支えを感じる

春の投球計画と意気込み

この春の投球計画については、金丸は「5~7イニング投げられるようになりたい

大学時代は完投していた自信がある

この世界でもしっかりできるように頑張りたい」と意気込みを語った

また、近い存在である同学年の先発投手・高橋宏が大舞台で投げていることが刺激になっているとも話した

金丸投手のプロ初登板は、長いリハビリを経ての成果であり、彼の成長と可能性を感じさせるものだった。家族や仲間の支えが、彼の復帰にどれほど大きな力となったかが伝わってくる。また、彼の意気込みには勢いが感じられ、今後の活躍が期待される。
キーワード解説

  • 奪三振とは?:投手が打者を三振でアウトにすること。ピッチャーの技術や投球の質を示す重要な指標である。
  • リハビリとは?:怪我や病気からの回復を促進するために行う治療やトレーニングのこと。
  • イニングとは?:野球におけるプレイの基本的な単位で、攻撃と守備が交互に行われる時間のこと。

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