注目された金丸は、1―0の8回に登板し、見事に1イニングを3者凡退に抑え、さらには1奪三振を記録した
金丸投手は、昨年5月に腰を痛めたことにより、慎重な調整を続けていたが、この日の登板では最速150キロを2度計測する堂々の投球を見せた
これまでのリハビリと実戦での経験が、彼の自信に繋がっていることが窺える
今後は2軍戦でイニング数を増やしながら、さらに状態を上げていく予定だ
プロ初登板を終えた心境
金丸はプロ初登板について、「久々の実戦で少し緊張したが、腕もしっかり振れて安心した自分の思うような球を投げられたのでとても楽しかった」と述べた
さらに、この日の投球に対して、「70点」と自己評価した
迷いなく真っすぐを投げられたことで、今の状態でも通用する手応えを感じたという
リハビリの成果と今後の抱負
金丸は、関大での最終登板以来、実戦に立つのが158日ぶりであったため、「ここまで長かったが、無事にこの日を迎えられた」と言い、満ち足りた様子を見せたまた、両親が彼の投球を見守ったことに感謝し、「久しぶりに投げる姿が見られて楽しみだった」との言葉からも、家族の支えを感じる
春の投球計画と意気込み
この春の投球計画については、金丸は「5~7イニング投げられるようになりたい大学時代は完投していた自信がある
この世界でもしっかりできるように頑張りたい」と意気込みを語った
また、近い存在である同学年の先発投手・高橋宏が大舞台で投げていることが刺激になっているとも話した
金丸投手のプロ初登板は、長いリハビリを経ての成果であり、彼の成長と可能性を感じさせるものだった。家族や仲間の支えが、彼の復帰にどれほど大きな力となったかが伝わってくる。また、彼の意気込みには勢いが感じられ、今後の活躍が期待される。
キーワード解説
- 奪三振とは?:投手が打者を三振でアウトにすること。ピッチャーの技術や投球の質を示す重要な指標である。
- リハビリとは?:怪我や病気からの回復を促進するために行う治療やトレーニングのこと。
- イニングとは?:野球におけるプレイの基本的な単位で、攻撃と守備が交互に行われる時間のこと。