先発の床田は1点リードの6回に森下から左越えの逆転2ランを浴び、7回7安打3失点で今季初黒星を迎えました
一方、攻撃陣では1番の二俣が5年目にしてプロ初の猛打賞を記録
そのほかにも、ファビアン、モンテロの両助っ人が来日初打点を挙げましたが、好機にあと一歩が出ない状態でした
打線の状態と課題
デイリースポーツの評論家、岡義朗氏は二俣について「新井監督はこの若者に自分と同じ匂いを感じているのかもしれない」と述べました広島は9安打を放ったものの、全てが単打であり得点はわずか2点
内野ゴロの間と押し出し四球での得点は、相手のミスによるものでした
4番のモンテロと6番のファビアンは依然としてノーヒットのままで、得点力の低下が懸念されます
選手個々の評価と今後
攻撃面での流れを掴めなかった広島ですが、選手個々を見ると希望の光も見えます特に二俣選手は開幕から2試合続けて1番で起用され、前日の試合で無安打に終わった後、この日は3安打を記録しました
彼のバットを強く振る力は、右前打の2本とも良質な打球で自信につながるでしょう
しかし、初回の打席では状況判断の難しさを露呈し、今後の成長が期待される選手です
監督との関係性
新井監督は自身の経験をもとに、若い選手に機会を与え成長を促す姿勢が見られます二俣は監督が現役時代に経験したように、我慢して使ってもらうことで成長する可能性を秘めています
今後の展開にも注目です
広島の試合は開幕から連敗が続いているものの、二俣選手の活躍が際立っています。若手選手が試合の中で経験を積むことが、チーム全体に良い影響を与える可能性を秘めていると感じます。新井監督が若手を信じて起用する姿勢は、今後のチームの成長に繋がることでしょう。選手たちが調子を上げていくことが期待されます。
キーワード解説
- 猛打賞とは?:野球において、1試合の中で3安打以上を記録することを指します。打者のバッティング能力を示す重要な指標です。
- 逆転2ランとは?:2ランホームランのことを指し、2点を追加することで試合の流れを逆転する重要な得点です。
- 打席とは?:選手が投手の投球に対してバッティングを行うために立つ場所のことです。