特に注目を集めたのが、外野手の梶原昂希選手(25)による今季チーム1号の先制ソロ本塁打だ
前日の29日に完封負けを喫してから、DeNAは15イニングもの間得点がなかった中、迎えたこの日はチームにとって待望の得点を上げる瞬間となった
試合が動いたのは4回裏、無死の状況での出来事だった
試合の状況
中日先発のメヒア投手は、これまでDeNA打線を完全に封じ込めていたが、梶原はその2球目に狙いを定め、高めに投げられたチェンジアップを思い切って振り抜いたその結果、打球は高々と舞い上がり、バックスクリーンに飛び込む、見事な一発となった
技術的な解説
チェンジアップとは、投手が速球と同じようなフォームで投げるが、速度を落とした変化球のことを指すこの球種は打者にとって timingを合わせることが難しく、実際に打った梶原選手は「浮いてきた変化球にうまく対応できました」と述べている
これは、反応を早めに取り、球種を読んでステップを踏む打撃技術の賜物だ
昨年9月4日の広島戦以来、約半年ぶりとなる本塁打について、「平良さんを援護できて良かったです」と様々な思いが交錯した一撃となった
今回の試合では、DeNAがようやく得点を取り戻し、チームの士気を向上させるきっかけとなりました。梶原選手の一発は、選手自身の心理的な部分でもプラスに働いたのではないかと思います。これからの試合に向け、チーム全体のパフォーマンス向上に期待が持てます。
キーワード解説
- チェンジアップとは?投手が速球と同じフォームで投げるが、速度を落とした変化球のことを指し、打者にとってはタイミングを合わせるのが難しい球種です。