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中日、開幕戦でまたも打撃不振を露呈 – 逆転チャンスを活かせず2連敗

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【荒木雅博の目】◇30日 DeNA2―1中日(横浜) 中日は今季も"タイムリー欠乏症"に悩むことになってしまうのか

2点を追う8回、上林の適時二塁打で1点差に詰め寄り、なおも1死二、三塁

一気に逆転のチャンスをつかんだ場面でリリーフした伊勢に対し、4番の石川昂が空振り三振

5番の板山は左飛

せめて同点にとの願いもかなわず、この逸機が響いて連勝を逃した

本紙評論家の荒木雅博さん(47)は「どうやって点を取るの?というゲームになってしまいましたね」と表情を曇らせた

狭い横浜スタジアムでの試合だったが、DeNAは梶原の先制ソロと、3年目の松尾にプロ初本塁打が飛び出した

一方で中日は開幕3連戦で1本も出なかった

打撃成績に見るチームの課題

チームは得点圏で7打数1安打

DeNAが球威のある救援陣を繰り出してきたとはいえ、開幕3連戦の得点圏打率は1割2分(25打数3安打)と寂しい数字が残る

特に7番の村松は4打数無安打で、昨季は打率2割7分5厘と成長の跡を示していたが、この開幕3連戦で11打数ノーヒットに終わった

村松選手への期待と課題

荒木さんは村松選手について「1試合、1試合足元を見つめて、しっかりとプレーしていくこと

焦らないことです」と語った

収穫もある先発投手メヒア

先発したメヒア選手は、2発を浴びて敗戦投手となったが、7イニングを4安打の2失点にとどめた

「去年よりも良い球をコースにしっかりと投げられている

2点は取られましたが、きょうは良かったと思います」と荒木さん

次戦に向けての展望

中日はDeNAに1勝2敗と負け越して本拠地に戻ってくる

1日からバンテリンドームナゴヤに迎えるのは、ヤクルトに3連勝した巨人だ

中日は福永とボスラーを故障で欠き、この日スタメンから外れた細川の状態にも不安が残る中、荒木さんは「相手は絶好調

井上監督が思い描いた開幕とは違ったと思いますが、けが人が戻ってくるまで全員で何とか頑張ってほしい」とエールを送った

今回の試合では中日が抱える打撃の問題が再浮上し、特に得点圏での打力不足が顕著となりました。逆転のチャンスを活かせなかったことが試合の結果に影響を与え、ファンにとっては厳しい開幕戦となったでしょう。今後の試合での改善が期待されます。
ネットの反応

中日ドラゴンズの選手たちについて、ファンから寄せられたコメントでは、タイムリーの欠乏が大きな問題として浮き彫りになっています

一部のファンは、選手たちがチャンスでの打撃が弱く、具体的にはボテボテの内野ゴロで得点さえも取れないことに失望の声を上げている様子が見受けられます

また、技術不足や精神的な論理に頼るしかない現状に対する嘆きもあります

特に4番の石川選手は春季キャンプで何を学んでいたのか、重要な場面での打撃ができないと冷ややかな視線が送られています

ファンからは「どうやって点を取るのか」との疑問が多く寄せられ、試合の進行に対する不安が強調されています

さらに、選手たちの野球IQの低さを指摘する声や、意識改革が必要であるとの意見も目立ちます

一方で、今はまだシーズンの始まりであり、改善の余地があることを示す楽観的なコメントも存在し、全員野球での泥臭い戦いが求められています

今後の試合に向けて、選手および首脳陣がどう進むのかが注目されます

ネットコメントを一部抜粋

  • まぁ簡単にタイムリー打てるならこの数年の低迷は無いですよ。
  • 技術がないから精神論を語るしかこのチームにはないのか。
  • 「どうやって点を取るの?」ここ毎年こんな感じだな。
  • まだシーズン始まって3試合ですが、石川昂だけでなく村松の当てに行くだけが気になります。
  • 問題は4番石川。我慢すれば開花するのか?
キーワード解説

  • タイムリーとは?:試合の得点に直結する安打のことで、特に得点圏にいる走者をホームに還すことができるヒットがその代表となります。
  • 得点圏とは?:走者が得点をする可能性が高い位置、つまり二塁または三塁にいる状態を指します。
  • 救援陣とは?:試合中に先発投手が降板した後に登板する投手たちのことで、試合の流れを変える重要な役割を果たします。

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