球団発表
日本ハムファイターズは、31日に日本プロ野球(NPB)の暴力団等排除対策協議会及び一般社団法人日本野球機構の事務局長から「写真・動画等の撮影及び配信・送信規程」と呼ばれる運用について改善勧告を受けたことを発表しましたこの勧告は3月26日付けで出されました
NPBでは、今季からファンが試合中に撮影した写真や動画のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)へのアップロードを制限する新たな規程を設けておりました
この規程では、インプレー中に撮影した選手の写真や映像の公開が試合後も禁止されています
しかし、日本ハムは「主催者が承認した場合」という規約内の解釈から、SNS等への投稿を許可する旨を運用していました
つまり、ライブ中継に準ずる行為でない限り、ファンによる撮影とその投稿が認められるという考え方でした
日本ハムのコメントによると、「当球団は、2025年2月より運用が始まった本規程に基づき、ファンの皆様が球場で撮影した写真や動画をライブ中継に準ずる行為でない限り、SNS等に投稿することを許容しておりました
」と述べ、運用の目的には「プロ野球の普及発展」と「球場観戦の価値向上」があることを強調しました
同球団は、今回の対応がファン及びNPB他球団に混乱を生じさせたことを謝罪し、今後もNPB及び関係各所と規程の在り方について協議を行っていく意向を示しています
今回の日本ハムの発表は、ファンによる球場での撮影の自由度が影響を受ける重要なものです。規程の解釈次第では、ファンが楽しむための撮影が一部制限される可能性もあり、今後の協議が注目されます。
ネットの反応
この度、日本ハムがNPB(日本プロ野球)から試合時のファンによる写真や映像の公開に関して改善勧告を受けたことが話題になっています
ファンのコメントからは、賛否が分かれている様子がうかがえます
一般的には撮影を肯定する意見が多く、試合観戦の楽しさを損なわないためにも、撮影を許可するべきだという主張が多くあります
一方で、撮影によって観戦環境が悪化するのではないかという懸念も示されています
あるコメントでは、隣の人が常に動画を撮影している状況が嫌だと述べる人もいました
このように、撮影に対する意見は独特で多様です
また、ルールの曖昧さも一因であると指摘されています
「主催者が承認すればOK」とされているのに、実際にはNPBが勧告を出す矛盾点を挙げ、「NPBのやり方が古すぎる」という声もありました
さらに、日ハムがSNSでの公開を認めた中、NPBが勧告を行ったことについて、さまざまな解釈がなされており、ファンからの不満の声が高まっています
このニュースを通じて、観戦ルールについての再考が求められていることが見受けられます
NPBの今後の対応や改訂について、多くのファンが注目している状況です
全体として、ファンとリーグ機関との意見の対立が際立っており、どのように進展していくのかが気になるところです
ネットコメントを一部抜粋
撮影肯定派が多いことを承知の上だけど、実際に自分が野球観戦に行って隣の人がずっと動画撮ってたらすごいイヤだと思うんだよなあ。
ホント余計なことばっかり頑張るよね、NPBて。
規程を見ると主催者が承諾すればSNS公開OKとしか読めない。
何のルールに違反しているのか説明してほしいですね。
日ハムが改善勧告を受ける理由がどこにもない。
キーワード解説
- NPBとは?:日本プロ野球(NPB)は、日本のプロ野球リーグを管理する組織です。
- 規程とは?:規程は、ある行動のルールや基準を定めた文書のことを指します。
- SNSとは?:SNSは、ソーシャル・ネットワーキング・サービスの略で、オンラインで人々がつながるためのサービスです。